丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第8回

 10月に開講した丸の内朝大学「編集力めざましクラス」も、あっと言う間に
最終回を迎えました。最終回は恒例のプレゼンテーション大会です。

 秋クラスのお題は「ブックギフトの編集」です。各チーム与えられたテーマ
に相応しい<本>と<贈り物>をえらんで、そこに「タイトル」のネーミング、
贈る方へのメッセージを書き添えます。

 そして、気になるテーマはこの三つ:

 

   テーマ1:  スター

   テーマ2:  日本

   テーマ3:  こども

 

 二ヶ月にわたる編集“朝”稽古、さて、どんな成果があがったのか?様子を
のぞいてみましょう。

 

 

◎ 朝大生 人気投票部門

第1位  ぱちくりエスプレッソ教室/ゴーゴー☆マキアート チーム

    「 日本の宝 ~性で聖で生なおっぱい賛歌~ 」

第2位  柿QA Bar教室/ソルティー鹿苑 チーム

    「 ひらいてごらん 」

 

 

 

◎ スター部門 大賞 柿QA Bar教室 阿修羅ロック チーム

    「 父娘(おやこ)の終わりとはじまり 」

 

 

 

 

◎ 日本部門 大賞 ぱちくりエスプレッソ教室 ゴーゴー☆マキアート チーム

    「 日本の宝 ~性で聖で生なおっぱい賛歌~ 」

 

 

◎ こども部門 大賞 ぱちくりエスプレッソ教室 マッハ※フラペチーノ チーム

   「 みらいちゃん 」

 

 

 

 いずれ劣らぬ素晴らしい作品ばかりで、審査員も迷う場面がいっぱいあった
ようです。受賞作品はテーマの深め方や、本と贈り物のあわせ方や、ネーミング
や、メッセージの編集に学んだ編集力を駆使した工夫がこらされていました。
また、プレゼンテーションも各チームそれぞれの個性を活かした取り組みに、
二ヶ月を超える朝稽古の成果をみなさん実感されていたようです。

 

 なお、卒業制作の作品は丸の内朝大学秋学期の卒業式でも展示されるとの
ことでした。

 

 冬休みに入る丸の内朝大学。次は来春にお会いできるかな!?

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第7回

 

 10月が開講の「編集力めざましクラス」も、早くも第7回です。秋も深まる中、
来週は最終回の第8回。グループワークの卒業お題<ブックギフト>の制作
も3教室・9チームに分かれて活発にやりとりされている中での朝稽古となり
ました。

 

 本日の講師はイシス編集学校師範の丸山玄さんです。丸山師範は、実業
では大成建設にお勤めのプランナーです。実際のお仕事の現場で役立てて
いる編集プランニングを、アウトドア用品で有名なあの snow peak の新本社
のプランニングを事例に解説してくださいました!!

朝稽古にぴったりの丸山玄師範の笑顔

 

  ◎ 結果ではなく、プロセスを重視してきた

  ◎ 「スキ」から始まる企画もある

  ◎ <間>が大切: 人間、空間、時間のスキ間に関係をつける

 

丸山師範の熱のこもったお話、次々に飛び出す名言、ヴィジュアルで
とてもわかりやすく編集されたプレゼンテーションに、一同、すっかり
聞き惚れました。

 

 「<オフィスビルのようなモノ>に留まらず、<ワークスタイルのような
コト>も、<ビジョン・コンセプトのようなオモイ>も編集するのがプラン
ニング編集のコツです。会社にも個人にもさまざまな物語があるのを、
取り出し、編集することも大切です。」と、朝大生の最終課題にとっても
大いにヒントになることが、たくさん語られました。

「間」にこそ編集が生きてくる!

 

 そして、後半戦は最終課題とりまとめのためのチームでのディスカッション。
丸山師範に、迫村番匠、大武師範も加わって、活発にプランニング編集が
行われました。来週、最終回のプレゼンテーション大会がとても楽しみに
なりました。

 

熱心にアドバイスをする師範たち

 

 

松岡正剛トーク「本と本屋と本読みと」in新宿へどうぞ!

 松丸本舗の3年間を綴った『松丸本舗主義』が、じわじわと注目を集めています。発刊後、2ヶ月。産経EX「BOOKWARE」の連載もはじまり、共同通信、週刊ポスト、日経新聞、朝日新聞、産経新聞らの取材記事も11月下旬から続々と掲載がはじまりました。

 12/4(火)には、新宿のモード学園コクーンタワーBホールで、出版記念トークが、開催されます。テーマは「本と本屋と本読みと」。
松丸本舗の終了から、すでにネクスト・アクションが始まっている松岡正剛&編集工学研究所。その動向もお聞き逃しなく!

【日時】12月4日(火) 19:00~20:30 (開場18:30)  
【会場】モード学園コクーンタワーBホール(ブックファースト新宿店横)
【定員】先着500名様
【参加方法】イベント券購入 1,000円(税込)
【購入方法】ブックファースト新宿店地下2階Eゾーンレジカウンターにて販売。お電話でのご予約も承ります(お電話でのご予約はお一人様一枚限り)。
【お問合せ】ブックファースト新宿店 03-5339-7611

※当日会場で、『松丸本舗主義』(青幻舎)のサイン本を販売。

(広報)

【重要】12月2日(日)メンテナンスによるシステム停止のお知らせ

平素は、編集工学研究所のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、弊社移転のため、下記の日時にてシステムメンテナンスを実施させて頂きます。
メンテナンス時間帯(時間は日本時間)は編集工学研究所WEBサイト並びに下記のサービスをご利用いただくことができませんので、予めご了承ください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

【メンテナンス日時】

2012年12月2日(日) 終日 午前0時〜午後24時

※ 2012年12月3日(月) 午前0時よりサービスのご利用が可能になる予定です。

【停止内容】
■下記WEBサイト観覧
・編集工学研究所 http://www.eel.co.jp
・イシス編集学校 http://es.isis.ne.jp
・松岡正剛の千夜千冊  http://1000ya.isis.ne.jp
・千夜千冊サテライトメディア「方」 https://1000ya.isis.ne.jp/how/

■各種サービスに関する下記のお手続き
・コンテンツ閲覧
・お問い合わせ、お申し込み、登録内容変更

【メンテナンスに伴う影響】
■12月2日(日)の終日、弊社アカウント宛のメール(@eel.co.jp)が届かない場合がございます。
 別日にメールをしていただくか、お急ぎの方は、大変お手数ですが各担当者もしくは
 弊社にお電話にてご連絡いただけますよう、お願い申し上げます。

 弊社連絡先:
 <12月1日迄>
 〒107-0052 東京都港区赤坂7-6-64
 TEL:03-3568-2100(代表)│  FAX:03-3568-2201

 <12月2日以降>
 〒156-0044 東京都世田谷区赤堤2-15-3
    TEL: 03-5301-2211(代表)│   FAX :03-5301-2215

該当のサービスをご利用のお客さまには、大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。

編集工学研究所 コースウェア事業部

【編光景】28守の一斉稽古・番選ボードレール発表!-3

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 ★ 携帯電話・自転車 ★ 
                  講評 :師範 木藤良沢 
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*講評*
 恋をめぐる三人の物語が浮かんで来ます。あるいは二人の物語なの
 かもしれません。男女ともかぎらないかもしれませんし、そこらは、
 「なみだ」の訳によるのでしょう。

 悲喜分けたように左右を対比し、見事ひとつの物語に結んでますね。
 二人つながってこその携帯電話、一人でも動く自転車、それぞれの
 違いを踏まえてなお情感溢れる比類ない対比。なみだをさそいます。

 

 

 

*講評*
 おじいさんとこどもの軸、携帯電話と自転車の軸を交差させた作品。
 にんまり笑みを誘う温かみある場面が立ち上がりました。それぞれ
 の機械と、それに向き合う人の絶妙な距離感の書き出しが見事です。

 携帯電話と自転車はあくまでメカとして扱い、対する人間の反応を
 巧く書いてそれぞれの「らしさ」を際立たせました。人間が入って
 機能するシステムの本質に迫ると同時に、人間自身も見えてきます。

 

 

 

*講評*
 声を届ける手段の移り変わり、移動する手段の広がりを感じさせる
 組み合せですね。通信・移動の手段の多様さを「地」にして、その
 上に、生き物からメカに至るまでの広がりが「図」になりました。

 二つの手段の歴史を交差させることで、一つの大きなメディア時空
 が立ち上がりました。限られた時空間ではありますが、その「図」
 から背景にある「地」の広がりへと想い馳せたくなります。

 

 

 

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 ★ 偶然・必然 ★ 
                  講評 :師範 景山和浩 
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*講評*
 もえさしの杭は火がつきやすし
 「やけぼっくい」とは そこから転じ
 過去に関係のあった男女は
 もとの関係に戻りやすいという

 察するに 雨宿りでたまたま再会した二人
 それをきっかけに再び心に火が付いた
 なんともドラマを立ち上がらせる作品なり

 「雨宿り」と「やけぼっくい」
  隠し味の水と火が
 対比を支える 奥深きことなり

 

 

 

*講評*
 「収穫」とは 食料だけでなく
 「種」を手に入れることなり
 ゆえに翌年の「芽吹く」必然へとつながるのだ
 「種」の発見は、人類にとって
 げに大きな一歩だったのかもしれず
 味わえば味わうほど壮大稀有
 「然」の文字にふさわしい作品なり。

 

 

 

*講評*
 画から飛び出さんと躍動する龍
 最後に書き入れる 一点ともいうべきは瞳
 龍を生かすも殺すも この点睛にかかっておる
 まさしく瞳は必然なり

 大と小のバランスも見事なら
 動と静の対比も妙である
 自由奔放 草書の風を漂わせながら
 楷書の風情も漂わす
 きりり しまった作品なり!

 

 


 

*講評*
 収まり良くリズミカル かつ
 どことのうコミカルなり。

 思いがけぬ幸運の「棚からぼた餅」
 専門家に委ねよの「餅は餅屋」
 偶然と必然を表す 二つのことわざミックスし
 「餅」を省いて きれいにつながった

 棚から降るのが偶然ならば
 必然にするのが編集なり
 この賞も偶然ならず 必然なり

 

 

 

 

 

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 総評 
                     :師範 小池和弘 
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 ◎ミメロギア考◎ 

 「即答・ミメロギア」というお題のタイトルが示す通り、
 ミメロギアには即興性と臨場性という性質があります。

 教室という場に回答が出た途端「おぉ、そうきたか」と
 驚いたり、「う~ん、深い」と唸ってみたり。
 みた瞬間にその場での相互評価が起り、善し悪しが分かる
 のがミメロギアです。

 別院に全エントリー作品がお披露目された時も同様でしたね。
 そしてまた講評の場でも驚きと唸りが起こりました。

 まず、パッとみて善し悪しがワカル「即妙」が先にあって、
 次に、まさに意を得たりのじわじわワカル「当意」がやって来る。
 当意即妙じゃなく、即妙・当意なのです。

 

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28守の各教室から選出された「番線ボードレール[ミメロギア]
受賞作品」と「作品講評」、いかがでしたか。

イシス編集学校の基本コース[守]では、開講中、編集術
アワード「番線ボードレール」を、全教室一斉に開催して
います。

2つの言葉のもつイメージの<アイダ>をみつめ、対のフレーズ
にすることで、イメージを自由自在に表現する編集術[ミメロギア]。
松岡正剛がつくった、こんな編集モジュール満載のプログラムを
みなさんも、学んでみませんか?

 

◎[守]基本コース・春講座は2013年4月15日開講します。

 

(イシス編集学校 学林局)

【編光景】28守の一斉稽古・番選ボードレール発表!-2

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 ★ モンロー・ヘップバーン ★ 
                  講評 :師範 土弘真史 
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*講評*
 数学との組み合わせにびっくり!グラマーな積分、ス
 キニーな微分。そんな見方があっただなんて。

 「すると」という接続の言葉は「何を」という目的語
 に目を向かせます。「微分する前・積分する前」にい
 るのは普通の女の子?「私だって大女優になれるかも
 !?」そんな「使用前・使用後」的な妄想を呼び起こ
 すところもユーモラス。
 
 「積分」と来た時点で、続く言葉「微分」が瞬時に引
 き出されたの。そのカウンターパンチの切れ味にもヤ
 ラレちゃった!

 

 

*講評*
 胸元を抉りのけぞらせ、逃げる球筋で泳がせる。二軸
 四方による究極の対比の魔球は打者を翻弄。配球の妙
 とあわせて見事ストライク!

 助詞“ホタルの飛びかた”を活かして対比の言葉の向
 きを強調し、ミメロギア全体に動きをもたせたところ
 も技ありだね。
 
 ショートパンツでマウンドに立つふたりの姿が目に浮
 かぶキュートな作には、強気な攻めにも“らしさ”が。

 

 

*講評*                            
 食材という“地”は意外だけど、クリームはとっても
 ふたり“らしく”てかわいらしい♪

 もったり・さっぱり、甘い・酸っぱい……、見た目、
 味、テクスチャーなど、五感に関わる情報を自然と引
 っ張り出してしまう身近な食材のチカラを活かしきり
 ました。

 韻を踏む語感、カタカナで揃えた表記の美しさも抜群。

 

 

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 ★ 新聞・猫 ★ 
                  講評 :師範 丸山 玄 
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*講評*
 私たちの社会の出来事が記事になるから存在する新聞。
 そんな世の中の出来事にはお構いなしで存在する猫。

 そんな社会と私の「境界」を語るシンボルに仕立て上げ、
 さらに「人語と人後」という韻を料理するあたり、ただ
 ものではありません。

 人間の感受性を言葉に落とした結晶である新聞は、人が
 100%作り上げた社会の「かがみ」です。

 人間の社会を生きる場に選びながら、一線を画し人に屈
 せず、自分の力で生きている猫の姿は生きざまを顧みる
 私自身の「かがみ」です。

 私自身の境界を見つめる二つのツールは、対外的な新聞
 と、対内的な猫の存在でバランスがとられていたとは。

 

 

*講評*
 猫を知り尽くしています。
 「顔」は政治家であり、スポーツ選手であり、犯人であ
 り、そして私。顔は写真の顔だけでなく、ニュースの顔
 と解釈できます。その顔の上に、何ふり構わずボヨンと
 大きなおなかを乗っけてしまうふてぶてしさ。
 これが猫のたまらん魅力なんですね。
 世の中のうんざりする政治、いやな事件、そして落ち込
 んだ私、すべてのものを覆い尽くす猫のおなか。
 それが「幸せの原点」かもしれません。

 

 

 *講評*
 戦後の農地改革で崩壊をたどるお屋敷の懐かしき光景が
 心に響きます。新聞を広げる旦那さまは奥の部屋、猫を
 抱きかかえるお義母さまは、明るいバルコニーでお茶を
 いただく。貴族としての誇りが今も生き続ける、そんな
 象徴としての力強さと悲しさが伝わる秀作です。

 

 

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 ★ デニム・ビロード ★ 
                  講評 :師範 小西明子 
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*講評*
 ぽかぽか陽気。ほっこりあたたまった洗濯したての服

 と太陽の匂い。出かける前のウキウキした気持ち。野原
 の光景と解放感…。

 しっとり重みのある空間での華やいだ雰囲気。そっと
 袖を通すドレスの肌触り。ぷぅん、と漂う香り。浮き立
 ちつつちょっぴり緊張している心…。

 俳句よりさらに1文字少ない16文字の世界から引き
 出される豊かなイメージが、五感のあちこちを刺激して、
 くるくる頭の中を巡ります。

 もはやそれが「たんぽぽ」のものなのか「デニム」の
 ものなのか、「ユリ」から生まれたものなのか「ビロー
 ド」から生まれたものなのか、区別することはできず、
 区別する必要すら感じさせない。

 生地の「らしさ」と花の「らしさ」が、これほど相性
 よく結びつくものだったとは!

 

 

*講評*
 こうやって示されると、誰もが当然のようにわかって
 いた、知っていたことなのに、言われるまではまったく
 気がついていなかったこと。

 穴を軸に、デニムとビロードに向かってひかれた対角
 線は、「当然」が反転して「意外」になったあと、また
 くるりと反転して「当然」の座に戻っていくような、そ
 んな「見方のとんぼ返り」を味あわせてくれます。

 そして、その「当然」と「意外」の間には、読み手そ
 れぞれの物語が萌してくるのです。

 にやりとさせる「おかしみ」もヨシ。

 

 

 

*講評*
 おそらく指南でもたびたび登場し、講評でもしつこく
 出てくる「ソロエる」ということ。

 ところがこの「ソロエ、ソロイ」は、何かをぴったり
 一致させることだけとは限らないから悩ましい。
 実は、何かを「ソロエ」たことによってはみ出してく
 る、その余分やズレのほうがミメロギアにとっては大事
 な命なのやもしれません。

 この作品は、「はれ」という音をソロエたことで、本
 来は「ケ」と共にあるはずの「ハレ」が、音以外にまっ
 たく共通点のないお天気の「晴れ」とあるズレをもって
 結びついてしまったこと、そのことこそが魅力なのだと
 いえるでしょう。

→3へつづく

【編光景】28守の一斉稽古・番選ボードレール〔ミメロギア〕発表!-1

イシス編集学校[守]基本コースには、「番選ボードレール」、
通称“番ボー”と呼ばれている全校イベントがあります。

 [守]の編集稽古の中から選ばれた1つのお題の回答を作品
としてエントリーし、「番選ボードレール同朋衆(どうぼうしゅう)
と呼ばれる師範陣が “目利き” となって、作品を選りすぐ
って講評します。

[守]の番ボーのお題は、考え出すと止まらない「即答・ミメロギア」。
松岡正剛校長の創案による、名物エクササイズです。

「ミメロギア」とは、イメージの<対比>と<連想>を楽しむ
エディトリアルゲームです。

たとえば、

 ◎「うな重・天丼」をミメロギアしてみると・・・。
  人によって起こる連想はさまざまですが、
  二つを並べてみたときに、
  どんな「うな重・天丼」をイメージしますか?

      ↓

  味、食感、質感、見た目、食べ方、場所、雰囲気、似合う人、
  エピソードなどなど、
  うな重や天丼がもっているイメージを言葉にして
  ピッタリくることばやフレーズをいろいろと探していきます。

      ↓

  すると、こんな感じの回答がアップされてきます。

 

   「じゅわっとうな重・からっと天丼」
   「滋味のうな重・風味の天丼」
   「商談でうな重・団らんで天丼」

 

28期[守]の番選ボードレールでも、大勢の学衆(イシス編集学校
では受講生のことを学衆と呼びます)のみなさんがミメロギアを遊びました。
たくさんのエントリー作品の中から選ばれた入賞作品と
講評の一部をご紹介します。どうぞご覧ください。

 番線ボードレール・ミメロギア28守受賞作品 堂々発表です! 

 <入賞作品と講評のご紹介>
 1
  ●柿・栗 
  ●運動会・文化祭
  ●あやとり・しりとり
 2
  ●モンロー・ヘップバーン
  ●新聞・猫
  ●デニム・ビロード
 3
  ●携帯電話・自転車
  ●偶然・必然
  <解説>◯「ミメロギア考」

 

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 ★ 柿・栗 ★ 
                  講評 :師範 遠島啓介 
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*講評*
 にっこりと笑って差し出すおばあちゃんの顔。
 真剣な眼差しで、手際よく作るパティシエの姿。
 そしてそれを食べる人たちの喜びの笑顔。

 見た瞬間にぱっと世界が広がるというのは、
 まさにこういうことなのでしょう。
    
 おばあちゃん←→パティシエ、
 手仕事←→手わざ の対比も見事ながら、
 おばあちゃん→手仕事、
 パティシエ→手わざ という引き合い、
 柿・栗との距離感も素晴らしい。

 いつも心にある、あたたかい故郷、
 また食べたい洋菓子の名店、
 柿・栗を見るたびに思い出しそうです。

 

 


*講評*
 柿と栗があるステレオタイプ的なシーンを

 写真家の目でスパっと切り取り、
 フレームに収めました。

 両者の落ち着いたカラーを
 鮮やかに立ち上げた「朱墨」「赤銅」という言葉。

 それを探し当てたシソーラスの広がりも素晴らしければ、
 「青空」と「朽葉」という、
 最も映えるステージを設えた編集力があっぱれです。

  


*講評*
 柿と栗そのものから、

 連想は子どもの頃のお絵描きへタイムトラベル。

 水彩じゃなくて「絵の具」、パステルじゃなくて「クレヨン」。
 子どもが使う画材で地をつくった対比は、
 色合い、光沢、瑞々しさといった目に見えるものから、
 食感、味覚の対比も生み出していました。

 

 

 

 

 

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 ★ 運動会・文化祭 ★ 
                  講評 :師範 大澤靖永 
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*講評*
 日がくれるまで親友と何度も練習したスタートダッシュ。
 休み時間もクラスメイトと呼吸を合わせたバトンリレー。
 照れながら、それでも真剣に練習したフォークダンス。
 すべては、その一日の瞬間に全力を出し切るため。

 初めから望んでいるのではないでしょう。赤と白に分かれた
 運動会の場の力が、いつしか自分と仲間の境界を心地よく感
 じさせてくれます。そして、共に競う人のために自然と最高
 の結果を、“奇跡を”と願わせてくれます。

 見慣れた体育館や教室の壁が、カーテンやイラストで晴れの
 日に相応しく化粧されている。屋台の横では恋人同士が戯れ、
 ギターやトランペットのメロディが空気に遊ぶ。こうして、
 あなたと過ごした三年間、この時、この場に記憶されていく。
 
 イベントは日常に熱を入れてくれます。学校で堂々と楽しい
 企画を考え、みんなで協力し合って準備していく。日々の熱
 は本番で最高潮に達します。そんな、かけがえのない場で、
 ふとした瞬間気づきます。これは学生生活の“軌跡ね”…と。

 

 

*講評*
 モノのカタチ、明と暗などを平面に描画していくデッサン。
 絵画の下絵でもあるように、輪郭線そのものの強弱や太さに
 より表現されるエッジの効いた表現力は、人の能力や感情が
 ハッキリと表れる運動会の場にピッタリの見立て。
 
 目を引き付ける色彩の豊かさ、繊細重厚なタッチ、あるいは
 写真のような精巧な描写。それは時代を表し、時代を越えて
 人々を魅了する油絵の特色。学校・学園の伝統の地の上へと
 時分の花を咲かせる文化祭に、こちらもぴったりの見立て。

 微妙に重なり合う絵画の見立てを対峙させて、二つの場で起
 こっていることをシャープに、そしてワイドに取り出すこと
 に成功しました。なんとも言えない共感度の高さです。

 

 


*講評*
 トラックを囲んで、紅白に分かれた1年生から上級生までの

 顔、顔、顔。競り勝てば紅潮し、ミスをすれば蒼白になる。
 味方の応援に背を押され、真剣勝負が続いていく。
 
 一番の出し物はどこ!?一日限りの名女優、知る人ぞ知る噂
 の学内バンド、即席の手品師にB級グルメの絶品屋台など、
 徘徊してくる人を捕まえる呼び込みの声は、時間とともに熱
 を帯びてくる。

 運動会から紅白の連想は比較的容易ですが、対にして並べる
 色にはなかなか出会えません。そこにコンテストらしい金銀
 とは意表を突かれました。

 

 

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 ★ あやとり・しりとり ★ 
                  講評 :師範 鈴木亮太 
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*講評*
 子供の遊びは大人までも。老いを迎えるに従い童心を得る
 と聞きますが、端然としたおばあちゃんが、達者にみえる
 おじいちゃんが、かわいい孫を膝に抱いて、若かりし頃の
 手際手並を披露しているところがすっと目に浮かびます。
 ただ、そこには、昔は必要なかったものが、控えめに添え
 られているのですね。

 衰えた五感を研ぎ澄ますためになにかの助けを借りなけ
 ればいけないとしても、遊びの天空に羽搏くつばさは、
 力強く広げられたままなのでしょう。こんなふうに歳を
 取りたい。そんな気持ちにすらなってきます。

 


*講評*
 日本語はオノマトペの宝庫なのだ、と再認識。おなじ
 「う」段の「む」と「ふ」の組み合わせだけで「あや
 とり・しりとり」に表情をつけてみせました。
 「むふふと●●するあやとり」のように余分な説明を
 付け過ぎず、シンプルな表現にまで削ぎ落している
 ところも技ありです。

 手を寄せ合ってひもを取り交わす姿。相手の繰り出した
 言葉にしばし沈思黙考する姿。あやとりとしりとりの
 魅力を、そのまま“ぐりっ”ととりだしました。
 アソビの表面的な姿と、わたしたちがそのアソビに
 求める本質的なよりどころ。そのアイダの架け橋が、
 ここに取り出された独白に示されているのでしょう。

 


*講評*
 「あやとり・しりとり」は単純な遊びですが、その真髄
 を極めるのは容易ではありません。この世界には見立て
 の対象も連ねる言葉も無限にあるのですから。それでも、
 この人に操れないあやはなく、あの人に綴れないしりは
 ない、などと思ってしまうもの。そんな達人の在り様を
 モノのイデアに向かってするっとズラしてみせた作品です。

 玉手箱は浦島太郎で有名ですが、慣用句にあるのは「開け
 てびっくり玉手箱」。あやとりの紐を巧みに操り、見立て
 直した姿に周囲を驚嘆させる、というのが“あやとりすと”
 のまさに本懐。そして、言葉の引出しが多ければ多いほど
 “しりとりすと”はこの遊びを満喫することができるの
 でしょう。

 

→その2へ

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第6回

 少々寒くても早起きがすっかり板についた感のある丸の内朝大学「編集力
めざましクラス。11月16日第6回も張り切ってスタートです。

 今回はイシス編集学校から2人の編集コーチが登壇しました。まず最初に
IT企業にお勤めの小池和弘師範によるレクチャーとワークショップ。マスクを
した小池師範の「ちょっと風邪をひきまして…。風邪といえば、ルル三錠です
が、編集学校ではこんなルル三条という“型”を学びます」というユーモラスな
挨拶で、編集の「型」についてのレクチャーが始まりました。

本日の朝稽古は小池師範の極上笑顔でスタート

 

 「型」があるから自由に発想できる。
 「型」で制限をつけると思考が加速する。
 「型」を意識することで一気に深く入れる。
「型ってなんだかかたくるしいもの」と思っていた人には、かなり新鮮に響い
た様子。

 「ロール・ツール・ルール …この3つのル・ルル三条で日常の活動を見て
いくと、それぞれが連動して機能していることが見えてくるはず。たとえば、
“かけっこ”をルル三条でみてみましょう」
 
 ルル三条の「型」で「かけっこ」を編集的にとらえたら、今度は「新しいかけ
っこを作る」という型の応用編ワークショップへ。

「かけっこ」ってこんなに編集的作業だったのね!

 

 「体力増強かけっこ」「ファッションかけっこ」…今日も数分の編集タイムを
経て、なかなか楽しいアイディアが発表されました。
 「ねらいをもって型を活用する。こうすることで日常のさまざまなシーンに
編集をいかすことができます。最終課題のグループワークでも、ぜひこの
視点をはずさないようにしてください」小池師範の力強いアドバイスがあり
ました。

 次にマイクを握ったのはイシス編集学校[守]コース・講座ディレクターの
ロールをもつ冨澤陽一郎学匠。何期にもわたって、数多くの編集学校の教
室、学衆、師範代をみてきた豊かな経験から、朝大生に向けてグループワ
ークを編集的に楽しむためのヒントを伝授!

今日のおみやげは冨澤学匠からの編集力を感じさせるキーワード。

 

・漠然とやらないこと。場とコトと渾然一体となって取り組むこと。
・手持ちの使いやすい知識、言葉で済まさないこと。
・手間ひまかけること。かけた手間や時間は必ず自分のアタマや体に残って
 その後のアウトプットににじみでてくるはず。

 編集稽古の真髄にふれる言葉で大きなヒントをもらって、「編集力めざまし
クラス」はいよいよ最終課題のグループワーク「ブックギフトのプランニング
編集」に向かいます。
 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第5回

 

 丸の内朝大学 編集力めざましクラス<秋学期>も、はや第5回。折り返し
点を過ぎて受講生のみなさんの編集力も回をかさねるごとに目覚めています。
第5回には、<春学期> <夏学期>を卒業した OB・OGのみなさん 4名が
駆けつけてくださり、賑やかにスタートです。

 

  第5回の講師は、イシス編集学校の大武美和子師範。テーマは「

編集術」です。編集力めざましクラスの最終課題&グループワークに
向けて、とても大切な編集術が手渡されます。

  

  「ネーミングは、世の中のありとあらゆる商品やサービスにつけられて、
その魅力を消費者にお届けするとても大切な情報コミュニケーション・ツール
です」。普段は何気なく通り過ぎてしまうネーミングにも、さまざまな意図や
意味や編集が加わっていることを、いろいろな事例を取り出しながら、大武
師範が解説します。

 

 そして、そのようなさまざまな編集には、第1回から第4回までに学んだ、
<見立て><地と図><要素・機能・属性>などの編集術がもちいられて
いて、これまでの振り返りや復習にもつながります。

 

  加えて、<オノマトペイア><編集思考素>といった、イシス編集学校では
お馴染みの編集術を簡潔にわかりやすく解説。まさに「多軸的」なネーミングには、
多様な編集がかかわっていることが示されました。

 

牛乳石鹸、Suica、EDWIN…編集術的視点でヒット商品ネーミングを解説

 

 

 

 

 

 

  

そして、本日のグループワークはテーマの通り「多軸ネーミング」。チームに
分かれてポストイットを片手に、いろいろなお題に取り組みました。

 

情報を収集・分類・関係づける…ポストイットを使ってどんんどん情報を動かします

 

 

 

 

 

 

 

朝大生のみなさんは、本日の講義で習った編集術をさっそく試してみたり、
ネーミング編集だからこそ重要になる、言葉の順序や、読み上げたときの語呂
など、様々な観点にも気を配って、短時間のあいだにグループでネーミングを
楽しみました。

 

ワークショップの締めは笑顔のプレゼン!

 

 

 

 

 

 

  最後は、<春学期> <夏学期>のグループワーク優秀作をながめながら、
ネーミング編集の面白さと、これからのグループワークへの期待に胸を膨らま
せながら、みなさんお仕事へと向かいました。

 

 

ハイパーコーポレートユニバーシティ 大澤真幸さん登場!

 

 イシス編集学校 松岡正剛校長が、塾長となって松岡正剛の知に学び、日本の次世代リーダーを育成する私塾「ハイパーコーポレートユニバーシティ[AIDA]」。11月3日(土)文化の日は、その第2講が開催されました。第2講から第5講までは、各界第一線でご活躍されるゲスト講師をお招きしてのハイパー講義。その講師のトップバッターとして、気鋭の社会学者 大澤真幸さんをお招きしました。

 

 松岡塾長は、大澤真幸さんの『帝国的ナショナリズム』を取り上げた千夜千冊 第1084夜 (http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1084.html)で

 

  「論旨が切り立っているのは以前のことからだが、そのハコビがよくなってきた。」

 

  「もともと大澤真幸はかなり早口で喋っていても、その語りをもう一人の自分でトレースできる才能をもっている。」

 

  「大澤はすぐれて現在感覚に富んでいる社会学者である。」

 

などなど絶賛されています。気になる講義の中身をちょっとだけ覗き見してみましょう。

 

 

大澤真幸『〈世界史〉の哲学』古代篇、中世篇

 

 

 大澤さんの導入講義は映画『ソフィーの選択』を入口に、主人公のソフィーが迫られる「二つの選択」を素材として、我々も正解のない二者択一を日々、迫られていることを丁寧に、かつ、わかりやすく解説。そこから司馬遷の『史記』に象徴される<中国型の歴史>と、ヘロドトスの『ヒストリアイ』に源流を持つ<地中海型の歴史>を巡ります。歴史の起源から現代社会までを一気にまたぎ、塾生のみなさんが日々の仕事にすぐにでも応用可能な方法を解きほぐします。

 

  「決定的変化は、反復から生まれる。」

 

  「結果を先取りしつつ、それにより解消されるはずの問題を措定する」

 

  「正しい解決や間違った解決がある訳ではない。正しかったり、間違ったりするのは、問題の方である」

 

大澤さんの切れ味の鋭いメッセージは塾生のみなさんにビンビン響きます。  

 

板書をつかった大澤真幸さんの講義

 

松岡塾長と大澤さんの対談セッション

 

聞き入る塾生たち

 

 松岡塾長との対談は、ハイパーコーポレートユニバーシティの場でしか聞くことのできない奥の深い、同時に幅の広いセッションになりました。大澤さんの十八番<第三者の審級>を丁寧に解説しながら、「事後の視点」をもつことの重要さ、その際に「共に苦しむ」ことを外してはならないこと、松岡塾長からも「2+1」の編集には、「同義と異義」が重要であること、また「時熟」を大切にすることなどが次々に語られます。

 

   社会をどう考えるとよいのか?

   ネット社会の無名性と合意の集合体について

   ソーシャルメディアのもつ意味合いは?

   日本人は自信を喪失し過ぎている

   西洋とアメリカ(北米)

   原発問題

   基地問題

   敗戦時に誤魔化したこと乗り越え切れていない

 

などなど、様々なテーマについて縦横無尽に多面的な交わし合いに、塾生のみなさんは興奮冷めやらぬ様子でした。大澤さんを囲んでの懇親会も、またその後、深夜まで続いた二次会でも、このとても刺激的な一日をいつまでも語り尽くせない様子でした。

 

次回、第3講は、12月8日(土)に開催の予定です。

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第4回

 だんだん早起きがつらい季節が近づいてきましたが、そこは「編集力
めざましクラス」。今朝も皆さん、生き生きとした空気とともに参加し
てくださいました。

 

今日は本をツールにイシス編集学校松岡正剛校長の読書術・編集術を体
験すべく、「目次読書法」「マーキング読書法」2つのワークショップ
を行ないました。本日のナビゲーターは、編集学校の佐々木千佳学林局
長です。

 

まずは昨年放映された「嵐にしやがれ」で、松岡校長が桜井クンに目次
読書法の手ほどきをするシーンを視聴。「もくじる」「しるしる」の方
法を手に、目次読書法ワークショップのスタートです。

 

ワークショップの出番をまつ本たち

 

 

 

 

 

 

まずは今までのレビューをさらり

 

 

 

 

 

  

こんなに真剣に目次を読むのは初めてかも

 

 

 

 

 

 

 

「共読」タイムも設けたので、皆さん12~13分で4~5冊をとにもかく
にも読了! 目次読書法恐るべし!

 

 

 

 

続いてセイゴオ直伝「マーキング読書法」。最初は本への書き込みが恐
る恐るだった方も、進めていくうちに加速してマーキングの手も軽やか
に。

 

いっせいに「しるしる」タイム

 

 

 

 

 

 

「キーワードを手すりに、情報を取りにいって自分に刻む…目次読書法
とマーキング読書法は、自分が一冊の本になっていくような読み方なん
です」 この佐々木局長の言葉に、皆、実感・納得の様子でした。

編集的読書術を手にして、この週末は読書三昧の方も多いかもしれませ
んね。

 

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第3回

 

 朝晩は少し寒くなってきた10月末、「編集力めざましクラス」朝稽古の
第3回目が開催されました。今回のテーマは<伝わる・つくるイメージメント>。
イメージメントって聞き慣れない言葉かもしれませんが、さてどんな講義、
どんなワークショップだったのか?ちょっぴり様子をのぞいてみましょう。

 

 

 イシス編集学校 鈴木亮太師範

 

 本日の講師は、イシス編集学校の鈴木亮太師範です。
鈴木師範は金融機関で企業投資のお仕事が本業です。企業の経営を
側面からご支援なさる、経営者の強い味方。

 この日のレクチャーでは、二つの大切な編集術を朝大生のみなさんに
伝授されました。

 

   ◇ 要素・機能・属性

   ◇ 見立て

 

 

 

 「見立て」の講義では、シャープと鴻海精密工業グループとの業務提
携を事例に、「スマイルカーブ」という見立てを解説。見立てることで、
意図がとても伝わり安い実例に受講生のみなさんも納得です。

 

 

ワークショップはブラインド・スケッチ

 

 鈴木師範によるワークショップは、「ブランド・スケッチ」です。朝大生のみな
さんは二人一組になって、この朝学んだことをさっそく活かして「イメージ」を
上手に「マネージ」しながら、コミュニケーションの編集を体験しました。

 

 「イメージを言葉にして伝えることができると、コミュニケーションや
インストラクションがスムーズに進みます。」 鈴木師範の言葉に一同
うなずきながら、「イメージをマネージ」=「イメージメント」の面白さと、
奥の深さを感じ、朝の通勤へと向かいました。

 

物語しない人生なんて!秋の[遊]★物語講座 募集中です。

 

『物語編集力』の執筆メンバーが松岡正剛とともにつくった物語講座。
編集学校ならではのメソドロジカルなカリキュラムが人気です。

 

11月15日の第5綴の開講を前にWebページがリニューアルしました。
講座受講後、ますます物語を書く魅力にはまった4人が、この秋講座の
師範代です。それぞれからのメッセージをどうぞ!

 

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
     叢衆を経たからこそ語れる、物語稽古の魅力
     第5綴師範代からのメッセージにご注目
     http://es.isis.ne.jp/yum.html 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 

編集ツールを手に、5作品を書いてみる格別の17週間。
最後に作品集「綴墾巻(てっこんかん)」の一冊に仕上げます。
残席わずか、お急ぎください!

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  [遊]物語講座5綴   ─  ロジックの前に、物語があった。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
指導陣と松岡校長と、受講メンバーが一堂に集い
終日、物語づくりを稽古する「蒐譚場(しゅうたんば)」は、
編集工学研究所の新拠点が会場になります。

 

 [定  員]24名(定員になり次第、受付終了します)
 [受講資格]突破者
 [受 講 料]105,000円(税込)
 [受講期間]2012.11.19─2013.3.18
        ※リアル稽古「蒐譚場」(しゅうたんば)
         2012.2.10 於・編集工学研究所
 [詳細&申込]http://es.isis.ne.jp/yum.html

 

★関連ニュース:「物語講座第5綴 開講準備中!」

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古第2回

10月12日にスタートした丸の内朝大学「編集力めざましクラス」の朝稽古第2回が19日に開催されました。
イシス編集学校の土屋満郎師範を講師に仕事はみんな、編集だった!」が今回のテーマです。朝活で自身のビジネススキルを磨きたい、という受講生も多い丸の内朝大学。皆さん、メモをとる手にも力がこもります。

 

講師の土屋満郎師範

 

松岡正剛校長の千夜千冊第1253夜『錯視芸術の巨匠たち』、第1296夜『理解の秘密』も参考にしながら、情報の「地と図」についてのミニレクチャーが行なわれました。この「地と図」という概念、編集術を学んでいく上でとても重要なキーワードです。

続いてポストイットを使って、ワークショップタイムに。

「今年一年でしたお買い物」を素材に、いくつもの手順をふんで「情報の地の切り替え」を実践してもらいました。お互いアウトプットした情報を回覧すると「あ、こんな情報の引き出し方があったんだ」「へぇ~、ここのつながり、おもしろいですね」…いろいろな感想が飛び出します。それぞれの思考のプロセスを垣間見ることで、朝の数分間が相互編集状態に早変わりしました。

これらの情報を持ち寄り、選び、交し合って、最後には「子供のための秋のスペシャルイベント」を5分でプランニングしてみる、というハイスピードエディティングへ!

 

情報アウトプット、2分で!

 

 

 ・新米収穫祭
 -秋の味覚と人生の新米である子供、というダブルミーニング編集!
・料理と写真で日中友好
 -日中の子供同士で日本のお米を使って中国料理を作るというタイムリーイベント。
などなど。

同じお米がアイディアの素となっていても、情報の組み合わせ(編集)でアウトプットが変わってくる面白さが見てとれます。

 

身をのりだして速攻プランニング

 

 

「情報を地と図に分けて、その組み合わせを変化させることで多様なアイディアをアウトプットすることができます」 土屋師範のレクチャーとワークショップ締めくくりの言葉を皆で実感、納得! の朝稽古1時間でした。

 

 

※次回第3回は10月26日(金)の開催です。

物語講座第5綴 開講準備中!

 

今日は物語講座の師範たちが集う師脚座。木村久美子と赤羽卓美の
編集音頭で次期カリキュラムに取り組んだ。いま日本に欠けているのは
ナラティブ・アプローチなのだ。

 

◎日刊セイゴオ「ひび」・・・2012/10/14

 

 

 11月19日(月)開講予定の物語講座。今期で5年目を迎えます。
開講に先立って、10月14日(日)に物語講座版の「伝習座=師脚
座」が開催されました。

 

 

 

 伝習座とは?松岡正剛校長は、伝習座について千夜千冊で
こんなことを書いています。

 

「イシス編集学校では師範や師範代が集って学衆に示すべき指南の
方法をめぐる場を「伝習座」とよんでいる。むろん陽明学とは関係が
ない。もっとずっと以前の「伝へて習はざるか」を採った。」

 

千夜千冊第996夜 王陽明 『伝習録』 岩波文庫

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0996.html

 

 気になる「師脚座」の中身は?

 赤羽卓美綴師のリードのもと、4人の師範がかわるがわる登場し、
4人の師範代に向けて三つの編集稽古の要訣を、そして学衆に対す
る指南のポイントを手際よく伝えます。師範代からも、自らの学衆
体験も踏まえた鋭い質問や、プログラムのさらなる編集に向けたコメ
ントも飛び出します。

 

     編集稽古<1> トリガー・ショット

         ◎一枚の写真から物語が生まれる

     編集稽古<2> 窯変三譚

         ◎「ミステリー・落語・幼な心」にチャレンジ

     編集稽古<3> 編伝1910

         ◎クロニクル+物語のその先へ!

 

 

 

今井師範によるトリガーショット講義

 

 

 松岡校長からは藤原成一著『かさねの作法-日本文化を読みかえ
る』(法蔵館)の目次を素材に、「物語編集は最も本質的な編集技法で、
かつ、あらゆる編集の中でも一番大きな器でもある」と、日本文化に
潜む物語の本質について講義がありました。さっそくセイゴオ日々にも
一言が!

 

 

 

 秋の夜長、物語編集力の現代的な意義、BigDataの洪水と物語編集、
SNSにおける物語力、認知言語学など多軸多彩な領域をまたぎ、夜更
けまで、熱く語り合いました。

 

 第5綴 物語講座は、11月19日(月)に開講です。
 詳しくはこちら

 

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス秋学期 開講

 

 「さあ、my朝をたのしみましょう。」 のキャッチフレーズでお馴染みの
丸の内朝大学。秋学期の「編集力めざましクラス」が開講しました。
10月12日から12月7日までの8回コースの講義とワークショップで、編集
エンジンに点火します。

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス秋学期 開講

編集力めざましクラス秋学期 開講

 

 

 第1回は<かわると、わかる「編集」入門>をテーマにイシス編集学校の師範
迫村勝さんを講師にお迎えしました。迫村師範は、横浜国立大学理工学部で
化学を研究し学生を指導する講師をご担当されています。イシス編集学校では、
応用コース「破」の取りまとめ役<番匠>というロールも歴任したベテラン師範
です。

 

第1講 講師 迫村勝師範

講師のイシス編集学校 迫村勝師範

 

 

 「編集ってなあに?」

 「編集学校ってなにやるの?」

 「方法ってなあに?」

 

 髪を切ったときの体験や御自身の職場である大学での研究など、イメージの
湧きやすい事例を交えながらも、「方法が世界を動かしている」、「方法がコン
テンツに先行する」 など、ちょっとドキっとするような名言も飛び出しました。

 

朝のワークショップ 「見立て」で楽しく自己紹介

ワークショップは「見立て」 で楽しく自己紹介

 

  第1回のワークショップは「見立て」という方法をもちいた自己
紹介。みなさん、初めての編集稽古にちょっぴり緊張しながらも
にこやかに、朝稽古を楽しんでいらっしゃいました。

 

 次回第2回は 10月19日(金)に開催されます。

 

ハイパーコーポレートユニバーシティ第8期 開講

 

 イシス編集学校 松岡正剛校長が、塾長となって松岡正剛の知に学び、日本の次世代リーダーを育成する私塾「ハイパーコーポレートユニバーシティ[AIDA]」。10月6日(土)より第8期が開講しました。3月2日(土)までの半年間、塾長と各界第一線で活躍する多彩なゲスト講師よりハイパーな講義と指南を受ける場がスタート。

 

 

社会と情報のAIDA

この日のために書き下ろされた塾長の書

 

 

 

 第1講は恒例の松岡塾長ソロ講義。今期の全体テーマである「社会と情報のAIDA」について、この日のために厳選された16夜分の千夜千冊を素材にして、洋の東西をまたぎ、世界の歴史をまたぎ、縦横無尽に連打されるキーワード/キーコンセプトに、塾生一同が耳を澄ませ聞きいりました。

 

 

 

 

「第一講からこんなに密度が濃くて、驚いています。一方で、塾長の講義には時間が過ぎるのを忘れていました。知らない、分からないことだらけなのが、かえって快感になっています。」

 

「第1講の感想は、とにかく楽しかった、の一言です。自分の力不足で、メモを取ることもできない講義は、生まれて初めての体験でした。」

 

受講生からは、さっそくこんな声が聞こえてきました。

 

 

 

 

次回、第2講は11月開催を予定しています。 

 

 

【イシスMOVIE】おもしろい! すごい! イシス体験の声を動画でチェック!

イシス編集学校って、どんな学校なんだろう? どんな人たちが受講しているんだろう?
どんなスキルが身について、どんな体験ができるんだろう? そんな疑問をもつイシス編集学校をまだ体験していないみなさんのために、これまでに編集学校で学ばれたみなさんの声を紹介します。
 
イシス編集学校は「方法の型」をインターネット上の教室で学ぶネットラーニングの学校です。イシスの学びがどうしてこんなに面白くて、楽しくて、役に立つのか、その秘密の一端を、編集学校を体験した、さまざまな職業、いろんな年代のかたがたの声として動画にまとめました。ぜひご覧ください。

 
  

 

すきま時間をつかいながら、楽しく思考の型を身につける編集稽古、日本全国(海外も!)、老若男女、多職種・多業種のクラスメートと共に学ぶ教室体験。
世界でひとつの方法の学校、イシス編集学校の秋講座 29守は10/15スタートです。

→くわしくはこちらから

  

こちらの映像は、イシス編集学校の10周年記念 感門之盟のエンディングで流された「もうひとつの情熱大陸」を再編集したものです。最後には、21[破]八窓サザエ教室学衆の狩野敦宏さん作曲、22[守]熱々ACTG教室学衆の永井麻衣子さん作詞によるイシス編集学校校歌候補曲にのせて、これまでの全教室ロールが流れます。
※映像のなかの肩書きは、インタビュー当時のものです。

 

イシスMOVIEにご注目 

 

【イシスMOVIE】第1弾  松丸本舗での<共読シーン>集大成を大公開

 

【イシスMOVIE】第2弾  おもしろい! すごい! イシス体験の声を動画でチェック

 

松岡正剛α著 『松丸本舗主義』 発売

『松丸本舗主義』

  

 

松岡正剛α著『松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦』青幻舎 が
発刊されました。順次、全国の書店で入手可能になります。

 

9月30日(日)、台風17号が関東地方をかすめ北東に去る中、松丸本舗最終日
「松丸本舗、千客万来。」。地下鉄やJRが止まるのをものともせずに、大勢のお
客様が詰めかけ、たくさんの方に愛され見守られながら松丸本舗は閉店しまし
た。人々の記憶にその残像は永遠にとどまることでしょう。

 

その最後の週末に先行販売された『松丸本舗主義』は、用意された380部全てが
即日完売。店主・松岡正剛イシス編集学校校長の前には、閉店までサインを求め
る方々の列が途切れませんでした。

 

さて、気になるその内容は?

 

お手にとってのお楽しみ。

 

イシス編集学校のこともたくさん取り上げられています。イシスの卒業生である
BSエディター(ブックショップエディター)の川田淳子師範、大音美弥子師範、
大野哲子師範代がコラムを執筆されているのはもちろんのこと、

 

加えて、福原義春さん、高山宏、町田康、杉本博司、森村泰昌、隈研吾さんら
各界著名人の方々に混じって、花岡安佐枝さん、米川青馬さん、孫犁冰さん、
小城武彦さん、田中優子さん、小坂真菜美さん、赤松木の実さん、加藤恵子
さん、岡村豊彦さん、米山拓矢さんらイシス編集学校で様々なロールで
ご活躍のみなさんも寄稿されています。

 

松丸の記憶とともに、松丸の方法も、松丸の流儀も手に入れてください。

 

 

目次

 

第1章

  松岡正剛書下ろし200枚

  「松丸本舗は何に挑戦したのか」

 

第2章

  松丸本舗の裏ワザ大公開

  『千夜千冊』の宇宙を中心に拡散

  選ばれし本は1冊ずつ10万種

  全集は松丸本舗で買いたい

 

第3章

  松丸本舗を愛した人々 寄稿エッセイ

  高山宏、町田康、杉本博司、森村泰昌、隈研吾、田中優子、華恵、深澤直人

 

第4章

  松丸本舗、活動の全記録

 

 

 イシス編集学校 [守]29期 (10/15開講) 学衆募集中。

 

 丸の内朝大学生のみなさんへの発刊記念特典については、
 こちらのメールアドレス
 es_event@eel.co.jp にお問い合わせください。

 

九州参座につづき浪花参座を開催します

イシス編集学校の師範、師範代がナビゲーションする<編集術ワークショップ・参座>。
10月6日の九州参座に続き、8日(月・祝日)の浪花参座開催が決まりました。
以下のページで各種体験講座の詳細をご確認ください。

 

★参座 http://es.isis.ne.jp/sanza.html

 

★門前指南 http://es.isis.ne.jp/monzen.html

 

★本稽古 http://es.isis.ne.jp/hongeiko.html

 

【イシスMOVIE】松丸本舗での<共読シーン>集大成を大公開

9月16日(日)に開催されたイシス編集学校の卒業イベント「第31回 感門之盟」のエンディングで流された秘蔵の映像を再編集し、大公開! 松丸本舗の空間でイシス編集学校のみなさんが演じたいくつもの共読シーンを堪能ください。最後には松岡校長のメッセージがあります。

 

「感門之盟」とは、イシス編集学校の卒業リアルイベントです。「守」「破」「離」「イシス花伝所」「遊 風韻講座」などの各講座の終了をお祝いし、それぞれの講座に関わった学衆・師範代・師範のみなさんがお互いの学びや交し合いをたたえて、感謝しあう特別の場がさまざまに趣向を凝らしたプログラムで展開されます。

 


 
9月16日(日)に開催された「第31回 感門之盟」。そのプログラムは、松丸本舗のBSエディターによるISIS本袋が販売されたり、手提げ袋にはいった3時のイシスの軽食もあり、そして松岡正剛がマーク・ボランの命日を偲びながら編集について語ったロングトークありと、6時間という長さを忘れさせる盛り上がりのうちに終わりました。

 
  

 
そのラストを飾った映像は、30日をもって終了する松丸本舗のフィナーレを記念した松丸本舗とイシス編集学校の共読シーンでした。3年前に丸の内オアゾに出現し、本屋に革命を起こしつづけた松丸本舗、その松丸の不思議な空間を共読の場として大いに学び、遊び、盛り上げたのがイシス編集学校の面々でした。
そのエンディング映像を特別に再編集して、YouTubeで公開しました。

 

 


 
「共読」とは、本を薦めたり、連ねたり、読み合わせたり、評し合う読書のかたちです。互いの読み方が響き、重なりあう、編集の方法による格別の読書術でもあります。松丸本舗という本に囲まれた迷宮のような螺旋空間では、どんな共読の場面が生まれたのでしょうか。

 
松丸本舗は3年間の実験期間を終了しますが、共読は終わることはありません。
イシス編集学校は、いくつもの本や松岡正剛の千夜千冊をつかって、編集術や読書術を深めていくインターネットの学校です。でも映像で紹介したように、ときどきリアルの学びもあるんですよ。こちらは入ってからのお楽しみです。
イシス編集学校で、いっしょに新しい「共読」の場をつくりながら、学びを深めていきませんか。
 

秋講座 29守は10/15スタートです。
ビジネスや生活のシーンですぐに活躍できる読書力、共読力、編集力を高めたいならば、是非ともイシス編集学校の門をたたいてみてください。

 

http://es.isis.ne.jp/shu.html

 

 

 

イシスMOVIEにご注目

 

【イシスMOVIE】第1弾  松丸本舗での<共読シーン>集大成を大公開

 

【イシスMOVIE】第2弾  おもしろい! すごい! イシス体験の声を動画でチェック

 

10月の体験講座ラインアップに“九州参座”が加わりました

10月の体験講座開催予定に“九州参座”日程が加わりました。

参座MI(マネージングインストラクター)中野由紀昌が地元・福岡で

展開する新企画「九州オンナの書斎ネットワーク」と連動して、

本と編集術を味わっていただきます。

10月の体験講座日程は、以下のページでご確認ください。

 

★参座 http://es.isis.ne.jp/sanza.html

 

★門前指南 http://es.isis.ne.jp/monzen.html

 

★本稽古 http://es.isis.ne.jp/hongeiko.html

 

大学図書館 “共読プロジェクト” の輪が広がります!

この春にスタートした「帝京大学 × 編工研」の共読プロジェクト。各地の大学や短大図書館の注目をあつめ、さらに拡大展開していきます。黒板本棚を使ったリアルワークショップ、読書術コースウェア、いずれも大学生の読書を刺激して、自然に読む力、書く力、話す力を鍛えることが狙いです。

関連記事: レポート:対談「松岡正剛×冲永佳史 帝京大学学長」
        レポート:松丸本舗ワークショップ at 帝京大学図書館

※以下、日経MJに掲載された記事の一部です。

===================================

「丸善CHI系、学生の本離れ防止へ連携、まず帝京大と、50校めざす」
 ― 図書館改装など「共読」推進
 丸善CHIホールディング スのグループ会社は学生の読書離れを防ぐため、
全国の大学や短大との連携を本格化する。読書のセミナーやイベント、図書館の
改装などを包括的に受託し、学 生同士が本を薦めたり議論したりする「共読」
の環境を整える。このほど帝京大学と契約した。他の大学や短大にも働きかけ
て、2016年3月期に50校程度 からの受託を目指す。 …

===================================

記事では「黒板本棚」の写真が紹介されています。
ちなみに「黒板本棚」は、現在、松丸本舗にて展示されています。

(学林局)

10月は赤坂の編集工学研究所で門前指南と本稽古!

お待たせしました。
大川導匠がナビする編集学校名物・体験講座「赤坂門前指南」と「赤坂本稽古」
の10月スケジュールが決まりました。

こちらでご確認ください。

●赤坂門前指南    http://es.isis.ne.jp/monzen.html
●赤坂本稽古     http://es.isis.ne.jp/hongeiko.html

千夜千冊の片隅で日々松岡正剛がつぶやく日刊セイゴオ「ひび」で
ご承知の方も多いでしょうが、赤坂の編集工学研究所は今年中の
引越しが決まっております。

稲荷坂をあがったこの場所での、門前指南や本稽古はあと何回??
どうぞお早めに本棚に囲まれた赤坂の空間にいらしてくださいね。

感門之盟当日9月16日のご連絡先について

イシス編集学校の第31回感門之盟がいよいよ9月16日にせまってきました。

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  《 イシス編集学校 第31回感門之盟 「連創力」 》

    第27期[守]/第26期[破]/第八季[離]
   第17回[ISIS花伝所]/[遊]風韻講座 第十座

●日時  :2012年9月16日(日) 午後13時~19時30分終了予定

●会場  :浜離宮朝日ホール(小ホール)東京都中央区築地5-3-2
      http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/access/index.html

●参加費 :6000円

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

当日のご参加申込みも受け付けております。

当日連絡先:080-3430-1958 

皆さまのハレの笑顔にお会いできるのを楽しみにお待ちしております。

イシス編集学校 学林局

イシス編集学校第31回感門之盟情報

ただいま、イシス編集学校では9月16日開催の「第31回感門之盟」の準備中です。
   ◎===============◎ 
    イシス編集学校 第31回 感門之盟 
   ◎===============◎ 

 今回のテーマは「連創力」。
 編集学校の本来から将来に向けて、
 イシスの伝統と前衛を連ね、新たな感門スタイルを創っていく
 機会になります。

 今回感門対象となるのは、
 第27期[守]・第26期[破]・第八季[離]
 第17回[ISIS花伝所]・[遊]風韻講座 第十座の皆さん。
 該当期の方も、期外の方も、イシス編集学校ならではの「創」を連ねるために
 このお祝いにぜひ、参加なさってください。
 
 千夜千冊のリニューアルと松丸本舗のクローズという節目にも重なる
 感門之盟です。松岡校長ともども、皆さまにお会いできるこの日を
 楽しみにしております。

 以下、開催日程、お申し込み、参加費お支払い方法などの概要となります。

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    ◎ イシス編集学校 第31回 感門之盟「連創力」/概要 ◎

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 ┏──────────────────────────┓

  [日時]2012年9月16日(日)(13時~19時半 予定)

  [会場]浜離宮 朝日ホール(小ホール)
      東京都中央区築地5-3-2
   http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/access/index.html

  [参加費] 6000円

   [申込締切」9月9日(日)

 ┗──────────────────────────┛
 

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  ◎  アフター感門之盟(二次会)/ 概要  ◎

……………………………………………………………………………

 <アフター感門之盟>では、感門之盟で見て聞いて感じたことを
 イシスの絆の中で存分に語り合ってくださいね。
 (なお、会場スペースの都合で、アフ感参加の受付は先着180名
 の方を優先させていただきますのでご了承ください)

 ┏──────────────────────────┓

  [日時]9月16日(日)20:30~22:30
 
  [会場]OLD MAN’S UN 汐留
   http://www.un-club.com/shop/siodome.php

  [参加費] 5000円(食事、飲食代込み)

   [申込締切」9月9日(日)

 ┗──────────────────────────┛

      ★ ━・━・━・ ご注目!・━・━・━ ★

       「お申し込み」と「参加費支払」について 

      ★ ━・━・━・━・━・━・━・━・━ ★
 
 <感門之盟><アフター感門之盟>に参加お申し込みの方は、
 事前に商品カートからお支払いをお願いいたします。
 当日の受付混雑を避けるためにご協力をよろしく。

 お支払用URL:http://es.isis.ne.jp/shop/products/list.php?category_id=14

  【1】当期感門対象のみなさんへ  
 
  ・それぞれのコースラウンジで師範代、師範がご案内します。
   ラウンジで出欠のお返事をされたのち、上記URLのカートから
   お支払いをすませてください。

  【2】感門期外OBのみなさんへ 

  ・上記URLに必要事項をご記入のうえ、商品カートからお支払いを
   お願いいたします。

  【3】ご同伴者のいる方へ

  編集学校にご興味をお持ちのお知り合いやご家族、ご友人など、
  [守]入門前の方をぜひお誘いください。
  同伴1名さままで、無料にて感門之盟にご招待いたします。

  ・上記URLでお申し込みの際、カートの後半ページに
   「その他お問い合わせ」の欄があります。
   こちらにご同伴者のお名前、ご自分との関係(妻、友人、同僚など)
   をご記入ください。

  【注】<アフター感門之盟>については、ご同伴の方も参加費を
     お支払いいただくこととなります。ご了承ください。
   

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 感門之盟は期の編集稽古、指南を全うされたみなさんの晴れの場です。
 ぜひ「晴れの場」にふさわしい装いを身に心にまとって、ご来場ください。

 鮮やかな「創」、軽やかな「創」、疾走する「創」、深みある「創」……、
 さまざまな創が重なり合って連鎖していくにちがいない9月16日です。

 皆さまのお越しを心待ちにしております。

師範代の感門シーン(第30回感門之盟より)

今週末の東京参座は、学校説明会!

この夏は編集術に入門しよう、と計画中の方へ、
イシス編集学校・体験講座をご案内します。

学校説明会at東京・赤坂   

 松岡正剛の書棚に囲まれた東京は赤坂の編集工学研究所で、   
 学校説明会を開催します。   
 「ネット上の編集稽古」というものがどんなものなのか、パソコンを使って   
 編集稽古のシミュレーションをするほか、ゲストに招いた師範代とのQ&A   
 タイムを設けます。   

 日時:9月1日(土)14:00~15:30      
 (学校説明会は参加費無料です)

 

 ◎参座、学校説明会の詳細、お申し込みはこちらからどうぞ。
http://es.isis.ne.jp/sanza.html        

◎過去の学校説明会の様子はこちらのレポートでご覧になれます。   
http://es.isis.ne.jp/topics/?p=2480

 

(イシス編集学校 学林局)

「新しい新潟づくり」へ、編集術でスタート

こんにちは、イシス編集学校の導匠を勤める大川雅生です。今回は

新潟市で3回続けて開催した「えちご門前指南」について、レポー

します。合わせて、新潟での松岡正剛校長の活動や、編集学校の

えちご同門の皆さんの様子もご紹介いたしましょう。

 


◎松岡校長の講演がきっかけに

いま日本各地で、イシス編集学校のOB(「守」「破」「離」などの

コース修了者)の方がさまざまにご活躍中です。北海道から沖縄ま

で、行政から民間まで、ネットビジネスから街づくりまで。今回ご

紹介するのは、「街づくり・新潟篇」のプロローグです。

「えちご門前指南」のきっかけを作ってくださったのは、イシス編

集学校、第一期生の日下部朋子さん。東京で企画プロデューサーを

されている日下部さんは、新潟市のご出身です。首都圏での仕事の

かたわら、故郷の再生をテーマに活動をされてきました。

 

なかでも年来の夢が叶ったのが、昨年2011年12月に開催された「に

いがた未来フォーラム」。敬愛する松岡正剛校長とご自分の高校の

先輩でもある篠田新潟市長の縁をとり結ぶことから、数年に渡って

人脈づくりとテーマの想定まで、じっくりと準備されてきたプラン

の実現です。2019年に開港150周年を迎える新潟市。これからどん

な街へと「再編集」していくべきか。行政から市民まで一体となっ

て、考えていくきっかけにしようという狙いが込められた集いです。

当日は120人が熱心に聴講され、「新潟の姿と魅力と課題がわかっ

た」「こんなフォーラムを待っていた」と、たいへんな評判になり

ました。

 

フォーラムは二部構成でした。最初に「日本という方法」という

テーマで、松岡校長が講演します。日本の文化を貫く「対」「番

(つがい)」という考え方は、「みのり」と「いのり」、「あわれ」

と「あっぱれ」、「物(モノ)」と「霊(もの)」というように、

両義性を生かし続けてきた。「物事を対で捉え、あいまいで移ろい

やすい関係性に価値を見いだしてきたのが日本という方法だった」。

そこから新潟の文化、歴史、土地の魅力、新潟の「ウラ」と「オモ

テ」の両方を大切にする視野にまで、話は広がります。


次に、篠田昭新潟市長、大熊孝新潟大学名誉教授との鼎談「新潟

描くべき未来の姿」がそれを受けて盛り上がります。縄文時代の火

焔土器、雪や信濃川や日本海など、「火と水」の豊かな歴史をもっ

ていた新潟。「都市と農村」が一体である新潟。さまざまな姿や魅

力が取り出され、これからの新しい新潟をつくるために、歴史を振

り返り、具体的な視点が交わされました。その内容、様子は「にい

がた市報」で詳しくレポートされています。ぜひご覧ください。(*1)

 

 

そして、この松岡さんの講演がきっかけとなって、日下部さんが中

心になり世話人を募って「えちごSeigo童子の会」が結成され、今回

の「えちご門前指南」を始動させてくださいました。「門前指南」

はイシス編集学校の創設期より、大川が赤坂の編集工学研究所で毎

週開催している「編集術ワークショップ」。各地へ出向く「出前・

門前指南」も北海道から沖縄まで、30回を越えて、開催してきまし

た。「えちご門前指南」は通常と違って、第一期全3回の連続開催

でした。概要と次第などをご紹介しましょう。

 

 ◎日本と新潟の「編集知」を活用して

今回の狙いは、「松岡正剛の編集の方法」を学び、「新しい新潟づ
くり」に活かすための準備です。いわば、「街づくり」へつながる
編集術のアプローチ。この手強い「お題」に応えるために、日本と
新潟に関する情報や知を素材として取り入れようと考えました。ひ
とつは、日本文化のマザーモデル。これは昨年、経済産業省の肝い
りの日本文化戦略プロジェクト「クリエイティブTOKYO」のコンセ
プト・メディア『面影日本Roots of Japan(s)』に掲載されたもの。
ネットで松岡正剛の講演が配信されて大きな話題ともなりました。
そのうちの一部を編集企画作業の参考に適用(*2)(*3)

 

さらに、毎週『週刊ポスト』(小学館)に掲載中の「百辞百物百景」
(*4)。大胆な構図の写真と日本文化の真髄を紹介するエッセイは恰好
の素材です。なんとも絶妙にテーマにピッタリ合った素材たち。誰
でもが使えるカタチで、しっかり揃っている松岡校長の「編集知」
を見逃す手はありません。

 

ご参加になった皆さんも多彩な顔ぶれでした。お仕事は行政、メディ
ア、教育、文化関係と、まるで街のキーマンたちが勢揃いしたかの
よう。年齢層も新潟の文化活動をリードするプロデューサーから、
フレッシュな大学生まで。同じテーブルで顔を合わせ、ぞんぶんに
語り合い、一緒に「新潟の編集」を楽しまれました。女性陣がとて
も元気だった初回から、男性陣もだんだんと盛り返して、都合3回
の開催で約70名にご参加いただきました。

第1回(2月19日(日)開催)。新潟市内では珍しい大積雪の冬

 

◎「イメージのマネージ」新潟編

さて、プログラムの内容も共有しておきましょう。ワークショップ
は新潟の情報に「注意のカーソル」を向けることからスタートしま
した。最初の「お題」は、誰もがショックを受ける「イメージング・
エクササイズ」。門前指南の地域版「参座」でも人気のメニューで
す。「アタマのなかにあるイメージをどれだけ取り出せるか」とい
うテーマのもとに、次々とデッサンします。たとえば、万代橋、火
焔縄文土器、新潟市の市章など、また新潟県や佐渡島のカタチと位
置はどうなっているかなど。「えっ、どんなカタチだっけ?」「こ
れなら描けるかな!」と、イメージをぐいぐい追いかけて、新潟の
資源のカタチを確認していきました。

さらに、編集用法のワークにも毎回、挑戦。「要約」「連想」「言
い替え」など、数多い編集技術のなかから基本となる用法を取り出
して、スピーディにトレーニング。ここまでがウォーミングアップ
をかねた前半です。

そして、後半のワークは企画課題に挑戦です。チームごと、個人そ
れぞれの新潟観もしっかりと交わしながら、ディスカッション、コ
ラボレーションを重ねます。回ごとに違った視点で、「新しい新潟
のビジョン」、「越後のお勧め観光企画」、「新潟の夢や課題を本
で探る」と、未来へ向けた相互編集。最後は、気合いを込めたプレ
ゼンテーションで、編集の出来映えを競っていただきました。

 

新潟観光企画の「審査員」役に孫犁冰さん、松田暢夫さん、江口歩さん

 

このワークで手がかりにしたのは、『面影日本Roots of Japan(s)』
で紹介される価値創出の編集モデル。日本の「おもてなし」や「お
祭り」などの仕組みを参考にします。また、「百辞百物百景」に綴
られた日本文化のコンテンツも企画の素材として活用。なかでも、
「苗代」「囲炉裏」を素材にしたディスカッション(第二回実施)
は、論議白熱。大切な場所で稲の苗を育てる日本流インキュベーショ
ンを現代にどう活かすか。「さすが、お米自慢」の土地柄と、皆さ
んの熱中と集中の様子に驚かされました。

 

第2回(5月13日(日)開催)。日本と新潟を関係づけるワークに夢中

 

◎「新潟の知」を書籍で共有

今回は書籍も大いに活躍。2回目から実施した「私の好きな新潟の
本」の持ち寄りは、皆さん、たいへんノッていただきました。持参
したお気に入りの一冊を使って自己紹介し、「観光」をテーマにし
た企画に活用。その好評を受けて、3回目では持ち寄り册数を三冊
に。書籍に自分の好みや新潟の夢や課題を託して、チームごとに情
報を共有。また、その関係を編集の「型」を用いて、読み解いてい
ただきました。食と酒、街と人、書と文学など、「新潟の知」がハッ
キリしたカタチで扱えたのは、本のチカラのおかげです。

第3回(7月1日(日)開催)おなじみの顔ぶれに今回は学生さんも参加

また、途中で松岡流読書法「多読術」のポイントもスペシャル・
レッスン。これは、丸の内・丸善の松丸本舗で、「本稽古」なる読
書法ワークショップを毎週やっている大川ならではのワークです。
書籍を素材にすることで、街の特徴や課題や自分との関係までがラ
クに共有できて、討議しやすくなったのは大きな発見でした。街の
流行にユニークな視点で切り込んだり、文化の本来のあり方を探っ
たりと、「新しい新潟づくり」のいろいろな視点が持ち出されまし
た。まさに松岡さんの「本には世界のすべてが入っている」を実感
する、エディトリアル・ブック・エクササイズを堪能しました。

 

一人三冊の本を紹介して、その関係を相互編集していく

 

◎編集術を学ぶ手応えあり

3回の開催を通じて、地元「我が街」の情報を自在に使った編集コ
ラボレーションの面白さ。そのプロセスで感じる編集の醍醐味。い
ろいろなことに気づき、確認したり、戸惑ったり、新しい理解の
きっかけなども得ていただいたようです。

今回の手応えのひとつは、まず「自己編集」に興奮。自分の感じて
いることや知っていることを、出会った同士で交わし合ってみるこ
と。これはとても面白かったと思います。そして、「相互編集」に
発奮。同じ方法を共有して、初めて見えてくる価値と可能性。毎回
のように、確信を深めあったことは間違いありません。これからの
プロジェクトの変化が楽しみです。

最後に、毎回の準備に奮闘してくださった当番幹事の皆さんに御礼
申し上げます。
本好きでブックバーを経営して、夏前には酒蔵の商品企画に転職さ
れた豊島淳子さん、津軽三味線のアーティストのマネージャーとし
て全国を飛び回っている若山裕伸さん、BSN新潟放送のお仕事と毎
日酒蔵の方との打ち合わせで夜まで忙しい島田穣さん。たいへんお
世話になりました。

第3回の出席者の皆さんと初の集合写真

 

◎ご参加者のなかから学生、編集学校のOB、世話人の皆さまから

いただいたメッセージをご紹介します。

 

参加者・山内麻衣さん

(新潟青陵大学短期大学人間総合学科2年)
<孫先生に連れられて第3回に出席しました。活躍されている社

会人の方と一緒に議論してドキドキでした。それぞれが持ち寄っ

た本を紹介し、分類する作業では「私のこんな意見を聞いてくれ

るのかな」という不安がありました。でも、「なるほど、そうい

う分け方もあるね」と言ってもらえた時は、とてもうれしかった

です。ほかの人の意見を聞いて「こんな捉まえ方、分け方は思い

つかない!」と、終始ビックリでした。今回の体験から、本を読

んだ感想や意見は自分に止めておくのではなく、周囲の人と共有

しあう方が良いと学べました。これが編集の方法のおもしろさな

のか、と気づきました。これから編集術を学びたいと思います。>

 

参加者・大勝孝雄さん

(新潟市地域・魅力創造部 イシス編集学校・第26期「守」麻色レンジャー教室)
<第二回目に『週刊ポスト』掲載の「百辞百物百景」の記事、

「囲炉裏」について議論したことが、強く印象に残りました。そ

れぞれが想い抱く「新潟」のイメージを膨らませ、どう伝えるか

を考え、論議し、発表する作業は、これまでのワークショップで

は出会ったことのない新鮮な体験でした。囲炉裏にぶら下がる自

在鍵の写真1枚から、家族や里山の暮らし、「新潟らしさ」が頭の

中で広がりのある風景として浮かびあがって、面白かった。編集

術を学んで、多くの方々と出会い、自分のものの見方が変わって

きているな、と嬉しく実感しています>

 

世話人・佐藤隆夫さん

(BSN新潟放送・社長室長)
<「新潟が持つ、極めて高い潜在能力を引き出したい」。松岡正剛

さんという強烈な個性とその編集工学で引き出せたら、新潟の「場」

が面白くなるのではないか。そんな想いで、3回の「えちご門前指

南」を体験しました。最初は「テクニック先行かな?」と思いきや、

非常に根源的で、いろんなことに応用可能な充実した内容。自分自

身の立ち位置を自在に変えながら、物事の本質を見つめ直す良い機

会となりました。ご参加になった皆さんも、多様な新潟の姿を見せ

てくださり、「場」で共有できたのも嬉しい手応えです。続けて、

新潟の未知の資源の発見に挑戦していきましょう!>

 

世話人・孫犁冰さん

(新潟青陵大学短期大学准教授 イシス編集学校・第27期走卵道心教室)

<中国人の私にとって日本語は難しくて、楽しい。無味乾燥な業務

用常套語もあれば、滋味豊富な傑作・秀作・佳作もある。でも、そ

のすべては、「編集」の目的や方針、手法によって制御できると感

じている。これが、面白い。いま編集術を学び始めた私にとって、

松岡校長先生の「千夜千冊」の解読はS級グルメ、古今東西の思想や

学問を稽(かんが)えることでもある。そして、イシス編集学校で

学ぶ日々。散逸状態の編集素を組織化する作業は、日本語を巧く操

る本番前の下稽古だ。どちらもしっかり堪能して、新潟に生きる私

の「知の心身」の栄養にしていきたい。>

 

世話人・日下部朋子さん

(J-CLUB代表 イシス編集学校・第1期彗星庵教室)

<「新潟を再編集したい!」。そんな熱い気持ちを持って「えちご

門前指南」を開催しました。ご参加の皆さんにも、松岡正剛さんの

方法を学ぶ意味や手応えをタップリと感じていただけたと思います。

でも、この3回はまだまだ入口。編集稽古の先に広がっている「知

の海」へ向って、踏み込んでいきたい。私たちが実践的な編集力を

身につけていくことで、新しい、面白い新潟が作れる。その端緒を

確信した機会となりました。私自身もかつて学んだことを振り返り、

さらなる編集的変化を目指したいと燃えています。変わらなきゃ!>

 

(*1)http://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/kohoshi/shiho/backnumber/h24/120108.files/2341_4.pdf

(*2) http://es.isis.ne.jp/topics/?p=1436

(*3) http://cooljapandaily.jp/policies/roots-of-japans.html

(*4) http://www.isis.ne.jp/seigowchannel/

(注)『面影日本Roots of Japan(s)』の一般配布は終了しました(経済産業省)。

 

(イシス編集学校 師範・導匠・評匠 大川雅生)

 

 

 

 

 

 

【編光景】27守の一斉稽古・番選ボードレール〔ミメロギア〕発表!-その1

イシス編集学校[守]基本コースには、「番選ボードレール」、
通称“番ボー”と呼ばれている全校イベントがあります。

 [守]の編集稽古の中から選ばれた1つのお題の回答を作品
としてエントリーし、「番選ボードレール同朋衆」と呼ばれる
師範陣が “目利き” となって、作品を選りすぐって講評します。

 今回の27期[守]で行なわれた番ボーのお題は「ミメロギア」。
松岡正剛校長の創案による、[守]コースの名物エクササイズ
です。

 「ミメロギア」とは、イメージの対比と連想を楽しむ
エディトリアルゲーム。

たとえば、

 ◎「スイカ・メロン」をミメロギアしてみると・・・。
  どんな視点から「スイカ・メロン」をイメージしますか?

      ↓

  味、形、食べ方、似合う人、ゆかりの場所、持ち運び方など、
  スイカとメロンがもっているイメージを連想して、
  ピッタリくることばやフレーズをいろいろと探していきます。

      ↓

  すると、こんな感じの回答がアップされてきます。

   「かぶりつくスイカ・スプーンでメロン」
   「おやじさんのスイカ・奥様のメロン」
   「縁側のスイカ・病室のメロン」
   「田舎のスイカ・都会のメロン」

 27期[守]の番選ボードレールでも、
大勢の学衆(イシス編集学校では受講生のことを学衆と呼びます)の
みなさんがミメロギアを遊びました。

 ではさっそく、たくさんのエントリー作品の中から選ばれた入賞作品
と講評の一部をご紹介します。どうぞご覧ください。

 

 

 <入賞作品と講評のご紹介>
  ●蛍・蝉 
  ●図書室・理科室
  ●モンロー・ヘップバーン
  ●声・影 
  ●朝顔・北極星
 
 <解説>
  ◯「ミメロギア考」
  ◯「番選ボードレールとは?」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ★ 蛍・蝉 ★ 

                         講評 :師範 青木 穣 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 *講評*
  真っ暗な鍾乳洞の中でうっすらと燐光を放つ鍾乳石
 と、格納容器の中で太陽さながらのエネルギーを放
 つ原子炉。見立ての中でも最大級のスケールです。

 静寂と騒音、冷光と灼熱、暗と明、自然と人工、恒
 久と一瞬、化学反応と核反応、光とエネルギーなど
 複雑で重層的な対比に加え、鍾乳洞と格納容器、鍾
 乳石と反応棒など、思いもよらない要素の類似性も
 見えてくるから不思議です。

 

 

 *講評*
 節子の亡骸のまわりに飛ぶ蛍。ご存知、野坂昭如の
 『火垂るの墓』の一場面です。「反戦」と「蛍」を
 組み合わせることで、未だに絶えない戦争のはかな
 さや犠牲者の霊にまで「蛍」のイメージが広がって
 いきます。

 一方「反戦」に合わせた言葉は「終戦」。無条件降
 伏の知らせが、国民に届けられたあの年の8月15日に
 も蝉が鳴いていたのでしょうか。ラジオから流れる
 声や国民の声なき声などが、蝉の鳴き声に象徴され
 るかのようです。

 

 

 *講評*
 川辺に光る灯篭流し、林の中の神社から聞こえる祭
 囃子。基本となる光と音、静と動、川と林などの対
 比の他にも、亡き魂への思いや祭りの陽気な喧騒な
 ど、さまざまなイメージが去来します。全92作品の
 中でも特に重層的な作品で、まるで映画の一シーン
 を見ているかのよう。「ながし」「はやし」と音の
 対比もよく効いています。

その2へ続く

 

8月の参座と門前指南で、いい汗かきましょう

連日の猛暑日にアタマもぐったり気味の方。

イシス編集学校の体験講座で、脳に汗をかいて すっきりしゃっきりしませんか?

 ★東京参座    

編集術ワークショップとイシス編集学校の編集コーチ、師範代や師範をゲストに

招いてのトークセッションという2部構成でお送りします。    

今回は「“たくさんのわたし”を読書する」をテーマに「本棚編集ワークショップ」を

松岡正剛の書棚に囲まれた東京は赤坂の編集工学研究所で、行います。       

「わたし」という無限の情報を、本をツールに組み立て組み合わせ、本棚をわたしならではの編集世界に仕立てます。  この情報の仕立てに必要な、編集的な「型」もインプット!  

日時:8月11日(土)14:00~17:00        

場所:編集工学研究所     

  

http://www.eel.co.jp/access.html  

参加費:2000円

◎詳細、お申し込みはこちらからどうぞ。  

 http://es.isis.ne.jp/sanza.html        

 

★門前指南  週末に入る前に脳をぐいぐいストレッチしましょう!  

イシス編集学校のベテラン編集コーチ・大川雅生導匠(どうしょう)がナビする

編集ミニレクチャーと編集術ワークショップ<門前指南>。  

情報編集の方法の基本から編集力を鍛える実践的なアドバイスまでを行います。  

日時:8月9日(木) 19:00~22:00     

    8月24日(金) 19:00~22:00  

場所:編集工学研究所     

    http://www.eel.co.jp/access.html  

参加費:3000円

◎お申し込みは http://es.isis.ne.jp/monzen.html から。

(イシス編集学校 学林局)