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松岡正剛の千夜千冊 松岡正剛の千夜千冊

WEB上に公開されている「千夜千冊」は、2000年の連載開始から現在に至るまで1600を超える、松岡正剛による古今東西のブックナビゲーションサイトです。イシス編集学校で学ぶ編集の背景にある知の一部を、ご紹介します。
イシス編集学校では、千夜千冊が編集術や編集工学と重ねて、コーチ陣だけでなく教室の中で共読されています。生命に学び、歴史を展き、文化と遊ぶ。イシスでの学びは「知」と「方法」が常に両輪になっていきます。

「編集の冒険」へ
勇気が湧く

小学生の俳句に驚き、語呂合わせに遊ぶ。枕草子の「つくし」、ユーミンの「かろみ」、外骨の「諧謔」に学ぶ。「編集の骨法」は、情報を乗りかえ、持ちかえ、着がえをすること。それでも才能が開花しないとお悩みの諸兄は、まず『無名時代の私』を読まれたい。

「編集の冒険」 へ勇気が湧く
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諸君は、いま、そのとき、その場においての試行錯誤をもっと適確に感じるべきだ。
ー1292夜 『無名時代の私』

編集稽古の
サブテキストを読む

[守]の編集稽古では、ペレックの分類自由、クノーの文体自在に遊ぶ。傍らには『角川類語辞典』を携え、シソーラスの海に泳ぎ出す。[守]を卒門すれば次は[破]。「書けそうもないことを書くのだ」というディラードに「書く」ことを学び、ジョセフ・キャンベルの英雄伝説の型をつかい「物語」を翻案する。

編集稽古のサブテキストを読む
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出来事やイメージや現象や事物は、つねに言い換えや読み替えや書き換えの渦中にある。
ー138夜 レイモン ・クノー『文体練習』

日本する。編集する。

イシス編集学校には、編集コーチである師範代を養成する「ISIS花伝所」がある。世阿弥の『風姿花伝』に肖っている。師範代は学衆の思考の「型」を取りだして、その方法を評価し、不足を伝える。師範代の「却来」とは、編集術を究めたものが、すうっと下におりて方法を手渡すことをいう。

日本する。編集する。
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編集は「不揃いの木」を使いこなすことなのである。
ー1561夜 小川三夫『棟梁』

組織・学校・社会のモデルを考える

創造力ではなくて想像力。新しい社会のモデルは界隈のクラブやコーヒーハウス、愛妾たちのサロン、江戸の私塾から羽ばたいていった。before・afterやゴール設定ばかりを気にする学びにあきたらなければ、イシス編集学校の門を叩かれたい。そこには21世紀の夜学もコーヒーハウスも息づいている。

組織・学校・社会のモデルを考える
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本気のコミュニティをつくれなくて、何が社会改革なの?何が「絆」なの?
ー1237夜 ジグムント・バウマン『コミュニティ』

編集工学の
背景を渡る

TEDの創設者であるリチャード・ソウル・ワーマンは「編集は理解の本質である」と言っている。ワーマンが重視する「インストラクション」は思考の構造物を相手に伝えるということ。その背景には3つのAであるアフォーダンス、アナロジー、アブダクションが動いている。

組織・学校・社会のモデルを考える
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新たな打開や発見に向かうには、「ゆきづまり」を辞さない仮説領域に入ってみる必要がある。
-1556夜 米盛裕二『アブダクション』

贈与と互酬の
文化を知る

資本主義社会では、金銭の貸借だけが突出した価値をもってきたが、本来人間はつねに金勘定できない借りで生きている。贈与文化やソーシャル・キャピタルが別様の交換社会のヒントになるだろう。イシス編集学校の編集稽古では、お題・回答指南のなかに互酬文化が息づいている。

贈与と互酬の文化を知る
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日本は相手や他者を取り入れることにおいても、すぐれて編集的だったのである。
-1507夜 マルセル・モース『贈与論』

世界読書で
共読する

世界をいかに読み、いかに理解するか。その可能性はわたしたちの前に多様に広がっている。ことばが生まれる前の古代から、アルス・コンビナトリアを構想した中世、電子空間での再編集が望まれる現代まで。世界読書奥義伝[離]では必読の6冊。

世界読書で共読する
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言葉を使い尽くしたほうがいい。そうしたら、囚われていた主題から解放される。
-995夜 A・N・ホワイトヘッド『過程と実在』