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4/12 ISIS FESTA スペシャル「『情報の歴史21』を読む」第12弾「安田登編」4月12日(金)開催!
古代から近代まで
「人間にとっての表現」を探求
知の最前線で活躍するプロフェッショナルたちは、『情報の歴史21』をどう読んでいるのか?
「『情報の歴史21』を読む」イベントシリーズの第十二弾は、能楽師の安田登さんをゲストにお招きします。
「例えば、悲しいという言葉は、悲しい気持ちを表しきれない。表せない感情はディスカウントされてしまう。そうじゃないコトバというものを、そろそろ考える必要があるんじゃないか」。
こう語るのは、能楽師の安田登さん。
下掛宝生流能楽師のワキ方として活躍するかたわら、研究・執筆業にも積極的に取り組まれています。『あわいの力 「心の時代」の次を生きる』や『野の古典』などの著作をご存知の方も多いのではないでしょうか。
もっと、語るコトバが必要だ
安田さんは、高校時代に麻雀をしていて「萬」という文字に興味を抱き、そこから一気に甲骨文字の世界にのめり込んだそう。
そんな安田さんがいま熱中しているのが、空海についての研究です。「今こそ、空海ですよ」と断言した上で、「空海を語るコトバが、まだない」と問題意識を吐露します。「空海の頭の中ではつながっていた事柄同士が、文字で記述しきれていない。これを改めてつなげ直して、現代に甦らせていくコトバが必要です」。
語るコトバが足りないのは、空海についてだけではなさそうです。
感情を表すコトバ、見えないものを浮き彫りにするコトバ、複雑なものを複雑なまま語ることができるコトバ。
安田さんの言う「コトバ」とは、文字も、声も、絵も、音楽も、そういうすべてを引っくるめたもののこと。世界と接続して、世界を他人の脳内に再現する媒体、それがコトバです。
能のワキとしても、シテ(主人公)の無念の物語に耳を傾け、残念が昇華する手伝いをする安田さん。コトバの力については、並々ならぬ実感と確信を持たれています。
「『情報の歴史21』を読む」では、朗読と琵琶も!
そんな安田さんの、「『情報の歴史21』を読む」イベントご登壇が決定しました。
「『情報の歴史21』を読む」では、文字や言葉や表現様式の歴史を振り返りながら、新しいコトバの可能性を考えます。
イベントでは、安田さん自らが「コトバ」を実演いただく予定です。
琵琶奏者のかすみさんにもご一緒いただきながら、あの文豪の作品を朗読くださるということ……!どんな一夜になるか、ぜひご期待ください。
「『情報の歴史21』を読む 第12弾 安田登編」は、2024年4月12日(金)開催です。
▶︎お申し込みは、こちらから。
ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む
第12弾 安田登 篇
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2024年4月12日(金) 19:30~22:00
■会場:
リアル参加:本楼(世田谷区豪徳寺)
オンライン参加:お申し込みの方にZOOMアクセス情報をお送りします
■参加費 :
リアル参加 :¥ 4,400 (税込)
オンライン参加:¥ 3,300 (税込)
■参加資格:どなたでもご参加いただけます。
■参加特典:お申込者限定のアーカイブ動画がございます。(視聴期間:約1カ月)
■お申込み:以下よりお手続きください。
ISIS FESTA スペシャル『情報の歴史21』を読む >第12弾 安田登 篇
*プルダウンでリアル/オンラインをお選びください。
※お申し込みは、4/11(木)まで受け付けております。
■安田登さんプロフィール
下掛宝生流能楽師
1956年千葉県銚子市生まれ。高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。 能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。
著書に『『おくのほそ道』謎解きの旅 身体感覚で「芭蕉」を読みなおす』(筑摩書房)、『イナンナの冥界下り』(ミシマ社)、『見えないものを探す旅 -旅と能と古典-』(亜紀書房)、『野の古典』(紀伊國屋書店)、『変調「日本の古典」講義 / 身体で読む伝統・教養・知性』(祥伝社)など多数。新刊に『『論語』は不安の処方箋』(祥伝社)がある。
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■■■<ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む>シリーズ■■■
古代から中世、近世、近代そして2020年まで東西、様々なジャンルを見開きで多様に一望できる
『情報の歴史21』(編集工学研究所 発行)を、いかに読むか、どのように活用するか。
<ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む>シリーズは、この『情報の歴史21』にどんな可能性があるのか、どのように使い倒すことができるのかを巡り、さまざまなゲストに自らの方法や読み解きを開陳していただくスペシャルイベントです。
■「『情報の歴史21』を読む」シリーズ
イベント映像アーカイブ 好評販売中!
第一回:文筆家 山本貴光さん:『情報の歴史』大活用術!
第二回:社会学者 大澤真幸さん:ウクライナ問題を中世から見る仮説力
第三回:江戸研究家 田中優子さん:江戸開府と明治維新のあいだ、歴史に向き合うとは
第四回:メディア美学者 武邑光裕さん:メタヴァース〜中世から近未来へ
第五回:情報工学者 村井純さん:日本インターネットの父が見る歴史
第六回:作家・元外務省主任分析官 佐藤優さん:歴史をメタに見る眼へ向かうお題本5冊
第七回:作家 ヤマザキマリさん:松岡正剛と情報文化をめぐるスペシャル対談
◎ご提供方法:動画視聴用のURLをお送りします。
◎ご視聴補償期間:ご購入から1ヶ月間です。
◎価格:各回 3,300円(税込)