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読み方の冒険! 冬のブックキャンプ実施しました。
イシス編集学校では、「本楼おやこ塾」を開催しています。
12月は「冬のブックキャンプ」と題して小学校3~4年生向けに親子参加型のワークショップしました。
(2017年12月23日)
「読書」といっても、読み方はたくさんあります。1ページ目から最後まで、順に読み進めるだけが読書ではありません。とくに、子ども時代から多様で自由な本の読み方に触れておくと、本との出会いをどんどん広げられます。子どもの知的な好奇心の芽を見つける機会も広がります。それを体感していただくワークショップとなりました。
今回のテーマは、本の森のフィールドワーク。
参加された皆さん一人ひとりが、子ども編集学校特製・書き込み式の「フィールドノート」を手に、本棚を歩き回って、さまざまな本の読み方にチャレンジしました。
例えば、大人が読むような本を使って自己紹介してみたり、本の中から素敵な「カタチ」を見つけてノートに書き写したり、物語の主人公の特徴を調査してみたり。
親子で一緒にワークに取り組みながら、本を開くことの面白さ、自分が興味を持てるものに気づく喜びを交わし合いました。
はじめての本の森に、思わずお父さん・お母さんを頼りたくなってしまった子も、次第に積極的になり、図鑑でも歴史書でもかまわず本を片手にフィールドノートに書き込むのにのめり込む真剣な姿が印象的な一時間半となりました。
たくさんの本と向き合って、最後には、それぞれオリジナルの「冬のメッセージカード」ができあがりました。
多様な本と触れ合ったからこそ膨らんだ想像力、創造力に、一緒に参加されたお父さん・お母さんからは
「大人よりみつけたりひらめく力がある」
「自分の考えをしっかり表現できていた」
「歴史が好きなことを知った」
など、驚く声が聞かれました。
子ども編集学校では、
各地でワークショップを実施しています。
https://family-book-life.amebaownd.com/
学校へのワークショップ派遣も行っています。
https://eel-esisis.sakura.ne.jp/obi1_asano.html
お問合せ:イシス編集学校 子どもプロジェクト