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[column]編集学校に入ったら…ネットもリアルも温かかった。

ネットの教室を飛び出して、舞台は「本楼」に。

 

17日に卒門を控える42守では、12月から2月初め
にかけ、全20教室で順次「汁講」と呼ばれるオフ会が
開かれました。ふだんはネットでのコミュニケーション
ですが、「汁講」では学衆と師範代、師範が緊張の初対
面。しかし、2~3カ月ともに稽古をしてきた仲間とい
うこともあり、すぐに打ち解けます。

「毎日会っているのに初めまして」

そんな挨拶で始まる「汁講」の名物と言えば、豪徳寺
の編集工学研究所を訪問、2万冊の本に囲まれた「本楼」
にある本を使ったリアル編集稽古です。本を選ぶために
はしごを登ったり、隙間に体をこじ入れたりする人も出
るほど、みなさん熱心に取り組んでくれました。

教室の「らしさ」も現れる「本楼」汁講。20教室の
中から、1月20日の聖杯はらはら教室と武蔵ハット教
室、1月26日の閃光リミックス教室と惑溺セラフィー
タ教室にちょっぴりおじゃまします。

(番匠 景山和浩)


胎動と鼓動にホンロウ

~聖杯はらはら教室&武蔵ハット教室汁講~
1月20日@本楼

出産予定日を1週間後に控えた学衆さん。初新幹線、
初東京で、初対面の仲間に会いにきてくれた大学生。無
事に来られるか? 初の本楼出産も? 内心ハラハラも
何のその、2人とも晴れやかに登場してくれました。

師範代たちは、ナビゲーター役を務めながら学衆さん
たちの質問や言葉の一つひとつに、目も顔も輝きが増し、
稽古の愉楽でこの先の編集道を照らしていました。「楽
しかった」「来てよかった」「破に進みます」。そんな
言葉が飛び交いました。

リアルのパワーと知に揺さぶられたのか、汁講中ずっ
と激しかった胎動。無事に未出産で帰宅され、大学生も
初駅弁をお伴に帰還されました。

そして3日後、うれしい知らせが教室に届きました。
産後数時間で。
(和田めぐみ師範)


ひとしずくの本とノート

~閃光リミックス教室&惑溺セラフィータ教室汁講~
1月26日@本楼

学衆さんたちはまっさらなノート。
編集の型を知ったばかりで、余白がたっぷり。
そこに何が書かれるのか、まだ誰も知らないでいる。

師範代から「本を一冊読む」というお題を告げられる。
目次を読み込み鍵になる言葉を見つけ、
本文にあたり連想の翼を広げ、
最後は20字のキャッチコピーに要約する。
さあさあとはじまったワークショップ。
がたがたがたと慄きから一転、鎮まる本楼。
一刻一刻と重なるたびに静けさが深まる。
離れ離れになって、ひとり息を止めて潜る潜る本の海を。
みな、なかなか帰ってこない。

ああ、深すぎたかな、そわそわと呟く師範代。
ともかく待つしかない。

ああ、深すぎたかな、そのとき、
そろり学衆さんたちが集まってくる。安堵の風。
びっちりと書き込まれた1ページ。
2万冊の本の中から1冊の本の真相へ。

ここまでの時間、映画一本分。
気づかぬうちに磨かれていた編集力。
やってみなければわからない。
どうにかなるものです。
(猿子修司師範)


 

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