輪読座

輪読座 日本哲学シリーズ第七弾
「南方熊楠を読む」

日 時

全日程 13:00〜18:00

2019年4月28日(日)
2019年5月26日(日)
2019年6月30日(日)
2019年7月28日(日)
2019年8月25日(日)
2019年9月29日(日)

(リアル輪読座の修了者の方にはひとりずつ、輪読師より「読み切り感状が渡されます。)

難読古典を輪読し、図象解読する
イシス唯一の読書講座

難読といわれる日本の古典。古事記・日本書紀、万葉集にはじまり、聖徳太子、空海、閑吟集、三浦梅園、西田幾太郎、折口信夫、井筒俊彦など。輪読師である高橋のナビゲーションのもと、輪読し、図解していきます。
輪読師・高橋秀元は、松岡正剛と共に工作舎を立ち上げ、オブジェマガジン『遊』を世に送り出してきたコアメンバーの一人。松岡が「学者10人力」という博覧強記の編集者です。日本の神々について独特の解読を進め、観念の技術をめぐり執筆を続ける一方、出版や日本文化・観光・都市の研究、地域振興や文化施設などのプランに携わっています。
輪読座では、予習や前提知識も必要ありません。図象(ずしょう)と呼ぶ高橋が構成した“概念曼荼羅”を介し、お互いに声を出しながら輪読する事で解読力が自然とついていきます。

古典の歴史、概念の前提を輪読師・高橋が図象で徹底解読

古典の歴史、概念の前提を
輪読師・高橋が図象で徹底解読

声を出す輪読と輪読師解説で難読古典も通読できる

声を出す輪読と輪読師解説で
難読古典も通読できる

南方熊楠 千夜画像

図象ワークを通して自ら解読し、
伝える力を養いアウトプットする

輪読座・日本哲学シリーズ第七弾
「南方熊楠を読む」のご案内

 いよいよ、輪読座では、最大の謎の博物学の泰斗とされ、名は知れどもその全貌が知られない「南方熊楠」を輪読していきます。
 平凡社版『南方熊楠全集』から輪読師・バジラ高橋が選抜した雑誌に掲載した文や書簡を6回の主題に分けて輪読し、その思想と方法を解き明かしていきます。熊楠はいかなる日本の編集構造をもって、東洋・西洋を編集しようとしたのでしょうか。
 最初で最後の「南方熊楠」輪読座になります。ぜひふるってのご参加をお待ちしています。

<ご提供コンテンツ概要>

「南方熊楠を読む」 2019年4月〜2019年9月

◎第1回 熊楠の欧米訪問

「藤白王子社畔の大楠」(全集3巻)
「小児と魔除」(全集2巻 「南方随筆」)
『江島紀行』より(全集:第10巻)
「明治十九年十月二十三日 松寿亭送別会上演説草稿」(全集:第10巻)
「履歴書」(全集:第6巻)
「土宜法竜宛書簡」(全集:7巻 在米書簡)
「羽山蕃次郎宛」(全集:7巻 在米書簡)

神島の研究と神社合祀問題

柳田國男編『南方二書』より
=那智山濫伐事件・植物の全滅・土地固有の珍植物・全国の神社合祀・神道・秘密儀・糸田猿神社、竜神山・これにて擱筆
神社合祀に関する意見(全集:第7巻)
神島の調査報告より=神島の調査報告・神島の彎珠・神島の生物(全集:第10巻)

◎第2回 言語と呪言

「南方熊楠から柳田国男へ 明治四十四年十月十三日朝」(全集:9巻)
唖人が鳥を見て言い出す(全集:巻4「民俗学」)
無言貿易(全集:第4巻)
古来伝習男女間大和言葉(全集:3巻 「集古」)
仮名という漢字(全集5巻 )
外国語を模造した邦語(全集:5巻「日本及び日本人」)
ヌシという語(全集:3巻 「郷土研究」小通信)
なぞなぞ(全集:第4巻)、謎々余言(全集:第4巻「集古」)
謎々余言(全集:3巻 「集古」)
なぞなぞの小唄(全集:3巻 「集古」)
チンプンカン(全集:第4巻 「彗星」小篇)
チチンプイプイゴヨノ御宝(全集:第4巻 「彗星」小篇)、
詛言について(全集:第2巻「南方随筆」)
八段目の呪文(全集:5巻「日本及び日本人」
蛇に食いつかれぬ歌(全集:3巻 「集古」小篇)
蛇を引き出す法(全集3「南方随筆」俗伝)
手車の唱え辞(全集:3巻 「集古」小篇)
魔除に赤色を用ゆ(全集:第2巻)

◎第3回 熊楠の国際民俗学

山神オコゼ魚を好むということ(全集:巻3「南方随筆」)
諸君のいわゆる山男(全集:2巻 南方雑記)
相似た東西笑話(全集4巻 「彗星」小篇)
太鼓の中に人(全集4巻 「民俗学」)
虎が人に方術を教えたこと(全集:巻2 「民俗学」寄合地)
古き和漢書に見えたるラーマ王物語(全集:第2 「続南方随筆」)
百合若大臣の子孫(全集:巻4 「民俗学」余白録)
西暦九世紀の支那書に載せたるシンダレラ物語(全集:巻2 「南方閑話」)、
神狼の話(全集:2巻 南方随筆)
太鼓の中に人(第4巻 「民俗学」)
常世国について(全集:3巻 「人性」)

◎第4回 性民俗学

「南方熊楠から柳田国男へ 大正三年五月十六日午後四時」(全集:8巻)
「岩田準一宛書簡」(全集:9巻):男色論往復書簡より2通
淫書の効用(全集:巻2 「続南方随筆」)
性画の流出入(全集:巻4 「彗星」)
陰陽石崇拝(全集:3巻「土の鈴」 短信)
「摩羅考」について(全集:5巻「ドルメン」)
千人切りの話(全集:2巻 続南方随筆)
東洋の古書に見えたキッス(全集:3巻 「性の研究」)
若衆名義起因―僧同士の非道行犯(全集:3巻 「性の研究」)
鮮人の男色(全集:3巻 「性の研究」)
孕石のこと(全集:3巻 「性の研究」)
女性における猥褻の文身(全集:2巻 続南方随筆)
同性の愛に耽る女性(全集:巻6「田辺通信」)
女順礼ならびにサンヤレのこと(全集:第4巻「彗星」)

◎第5回 動植物の民俗学

動物の保護形色(全集:3巻「東洋学芸雑誌」)
馬頭神について(全集:3巻 人類学雑)
獅子舞いの起り(全集:3巻 「南方随筆」)
狐と雨(第4巻 「民俗学」)
蜼という獣の話(全集:5巻「日本及び日本人」)
ぬくめ鳥(第4巻 「民俗学」)
鯤鵬の伝説(全集:2巻 南方随筆)
庚申鳥とゴキトウ鳥(全集:4巻 「民俗学」)
蛙を神に供うること(全集:3巻 「郷土研究」小篇)
出産と蟹(全集:3巻 「民族と歴史」)
イスノキに関する里伝(全集:2巻 南方随筆)
水の神としての田螺(全集:2巻 南方随筆 俗伝)
銀杏樹と女の乳との関係(全集:2巻 話俗随筆)
鬼子母神が柘榴を持つ(全集:3巻 「郷土研究」小通信)
片葉の蘆(全集:3巻 「南方随筆」)
桜を神木とすること(全集4巻 「旅と伝説」)
人に化けて人と交わった柳の精(全集4巻 「旅と伝説」)

◎第6回 菌類と南方曼荼羅

産粘菌諸属標本献上表啓(全集:巻5 植物学雑誌」)
菌学に関する南方先生の書簡(全集:巻6「田辺通信」)
「南方熊楠から柳田国男へ 明治四十四年六月十二日」(全集:9巻)
「北島情一郎宛書簡」(全集9巻)
山婆の髪の毛(全集:2巻 南方雑記)
オニゲナ菌(全集:巻6「田辺通信」)
土宜法竜宛 1903年7月18日付の書簡
土宜法竜宛 1903年8月8日付書簡
その他の菌類に関係する文書、土宜法竜宛の書簡を加える可能性がある。

◎輪読座への参加の心構え

  • 1.予習禁止=輪読座は「無知」を尊びます。予習の多くが先行する意見・定義の再認であって、自由な発想をさまたげる。輪読座では人が読むのを聞いて思いつく自発的意見を重視し、教科書の文言や通説、既存の学説・解釈の受け売りや代弁を禁止する。
  • 2.読めない状態の参加でよい=輪読座では配布されるテキストを声に出して読みまわします。そのとき、読み間違い、読めない文字の飛ばし読み、たどたどしい読み方などをとがめない。そのたいがいに重要性はない。人が読むのを聞き、自分が読んでいるうちに発声の呼吸・調子が分かって読めるようになってきます。読み手が読めないところを聞き手の読める人がフォローすることは許可する。
  • 3.疑義に発言・応答する=知らないワード・人名・地名などは休憩にスマホでチェックすればよい。しかし、どうして?なぜ?が生じたら、それを提示しなくてはならない。それは既存の知識では解決できないことが多い。そのときは全員が自由に見解を発露してよい。輪読師が疑義を投げかけたら、思いつくままに答えなくてはならない。疑義や答えを誹謗してはならない。疑義や答えのフォローは許可する。
  • 4.読みまわした内容の編集と発表=輪読座では、読む対象の時代状況、その内容のよってきたる所を重視し、それを輪読師が「図象」(ずしょう)で提供。「図象」では読む対象ならではの特殊な用語・術語の図示による解説も行い、内容把握の障害をできるかぎり除いて輪読をはじめる。その中間で読んだ内容を二人組で三環連結・三位一体・二軸四方などを組み合わせて図示し発表。参加者は必ず、これを実行しなくてはならない。
  • 5.宿題が出る=人間は忘却の動物。読み終われば、次の瞬間、内容を忘れる。そこで輪読の終了後、その日に読んだ内容を読み返さないとできない宿題が出される。その答案は輪読師が毎回提供する「図象」の型を参照して作成。そのうちの2、3の答案を、次回の輪読の開始の前に発表していただき、前回の内容を思い出して次の輪読に入る。宿題を提出しないからといって論読座への出席は拒否されない。宿題の答えを出さなければ、読んだ内容を説明できなくなることが多いが、これは自業自得とする。



輪読座 日本哲学シリーズ第七弾
「南方熊楠を読む」

日 時

2019年4月28日(日) 13:00〜18:00
2019年5月26日(日) 13:00〜18:00
2019年6月30日(日) 13:00〜18:00
2019年7月28日(日) 13:00〜18:00
2019年8月25日(日) 13:00〜18:00
2019年9月29日(日) 13:00〜18:00

(リアル輪読座の修了者の方にはひとりずつ、輪読師より「読み切り感状が渡されます。)

定  員

30名

受講資格

どなたでも、お申し込みいただけます。
定員になり次第、締め切らせていただきます。

受 講 料

 

◎リアル講座:6回分 税込価格 54,000円(税込)

[参加スタイル]
2万冊の書棚空間、豪徳寺本楼で、バジラ高橋の解説を聞き、それぞれ声を出しながら輪読していきます。リアルに輪読師と質疑を交わし、図象のグループワークに取り組んでいただきます。宿題やワークの発表も用意されています。欠席された場合にも映像、資料などでフォロー受講できます。
   *クレジットカードがご利用になれます。
   *記録映像データ、資料などをご覧いただけます。

 →受講申し込みはこちらから

 

◎サテライト講座:6回分 税込価格 32,400円(税込)

[参加スタイル]
各回当日に講義の様子をリアルタイムでご覧いただける閲覧URLと高橋輪読師の講義資料や輪読するテキストのダウンロード方法をご案内いたします。資料を手元に輪読座の生中継をご覧いただくスタイルです。
   *クレジットカードがご利用になれます。
   *記録映像データ、資料などをご覧いただけます。

 →受講申し込みはこちらから


サテライト輪読座は、6回にわたる講座を動画共有サイトで生中継いたします。各回の資料や課題共有は、リアルの参加者
と同じWEB上のラウンジで行い、記録映像を期間中いつでもご拝聴いただけます。ぜひ、遠方の方や時間の調整が難しい方のご参加も、お待ちしております。