「典離」は、退院式の場で初めて発表される[離]の最高栄誉賞である。評価ポイントが多岐にわたるため、火元組が[離]の伝統と前衛を見極めながら全員の意見が相転移を起こすまでとことん議論を尽くすことによって決定する。それが火元組による世界読書の実践でもあるからだ。

その結果、第5季は、27人の退院認定者のなかから4人が選出され、退院式の壇上で、校長から特製の書画が、典離認定品として授与された。

*典離認定者のみなさんから、これから第6季[離]受講をめざす方に向けて特別メッセージをいただきました。こちらもご覧ください
>> 典離認定者メッセージ


◆小濱有紀子(耽像院)
深く深く、自分自身のなかに色々なものを埋め込み、それを取り出し続けた16週間でした。耽像院のこのメンバーと一緒に体験できたことが本当に楽しかったです。
 
 


◆蜷川明男(遊境院)
唯我独尊を捨て、すべてを捨てて離に飛び込むことで、はじめて編集の真髄に近づくことができました。
 
 


◆米山拓矢(耽像院)
いただいた書の「而」は「しこうして」と読みます。接続詞は単独では力のないものですが、あいだに入ることで場をつくりだす。このことに気づかせてくれたのが[離]でした。
 
 


◆福田徹(耽像院)
16週間[離]にのめりこみ、自分が次々と解体されていきました。「型」を離れて「型」をつくるということの意味が実感できました。
 
 





 



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◇典離認定者に贈られた書画◇