[離]創設時から別当を担ってきた太田眞千代・相京範昭・倉田慎一の圧倒的な存在感と円熟の指導ぶり、新たに指導陣に加わった「別番」「右筆」「秘書」の多彩なモードチェンジとコンテンツ編集。
　さらに、松岡校長・太田総匠のドライビングフォースが加わって、第３季[離]はかつてをしのぐ充実を見せたばかりではなく、時々刻々ライブ感が加速し加熱する、胸騒ぎの編集世界劇場となった。

　退院式の最後には、松岡校長が感謝の意をこめた色紙を指導陣に贈呈、それぞれのハイパーエディターシップを讃えた。


●「万酔院」翰林別当師範代　相京範昭

学びの契機と場の景気を見抜く鋭い指南はまるで居合抜き。 学衆の心にラジカリズムの火を灯す。

●「放恋院」翰林別当師範代　倉田慎一

モバイルを駆使して全回答にたちまち指南を投げ返す、 超高速なストレートファイトはまさに命がけ。

●別当師範　太田眞千代

「離れ」で綴る「照覧解説」は、いわば「文巻」のサブテキスト。 総量も内容も空前絶後。太田総匠とのライブ講評 「Ｗオオタ相場」も[離]名物。

●別番　「万酔院」：中野由紀昌　「放恋院」：古野伸治

連日連夜の締切に追われる１院16人の精神的支柱として献身。 それぞれの院の「共同知」をまとめあげた。

●右筆　川島陽子・オカムラナオエ

第２季[離]で典離認定を受けた二人は、高度な「文巻」の 読み解きを対話形式で展開。オカムラは別当会議も表沙汰も アメリカから駆けつけて参加。

●秘書　米川青馬

第２季最年少受講者から第３季に大抜擢。 「離れ」の「秘書編纂」は「千夜千冊ガイド」としても秀逸。

●翰林別当師範　小池純代

「離れ」に放つ言の葉は、「文巻」にひそむ知脈を暗示する天の星。 特別講評の一座建立も名人芸。