「別当賞」は、相京別当師範代・倉田別当師範代・太田眞千代別当・太田香保総匠の4人がそれぞれ選出し、退院式の場で初めて発表された。指導陣の胸を打つような取り組みや飛躍を遂げた4人の離学衆に対して、格別なメッセージを込めた賞状が贈られた。


○別当賞
倉部健治(蓮條院)
回答の随所に現われた倉部さんの「幼心」の発露。それは日本の敗戦前後から戦後復興期の困難な歴史を淡々と伝えるものでしたが、その語り口、アイキョー好みと言わせていただきます。院においての倉部さんは一貫して誠実で丁寧、見事でした。その営為を讃え、別当賞を贈ります。
相京範昭別当師範代 

○別当賞
丸山シズ枝(風鏡院)
オケージョンをチャンスに変え、編集的自由を得るために決意さ れたその思いは、離の学びの中で十二分に実を結びました。火元、松岡校長がボクらにプレゼントしてくださった、勇気と自由と方法をしっかりと受け止めましたね。自信を持って世界と対峙していきましょう。
倉田慎一別当師範代 

○別当賞

米川青馬(風鏡院)
「離」を語り継ぐ者、松岡正剛を直伝する世代の代表として、十年後、二十年後の米川さんに最大の期待をこめて、極大の愛をもって、この賞を贈りたいと思っています。今後は更に「知」を深化させ、手にした鍵束で広く世界の扉を開けていってください。
太田眞千代別当師範 

○総匠賞

宮坂千穂(蓮條院)
これからも、何層もの「時」が綾をなす宮坂さんの物語を紡いでください。「日本の方法」を織り上げてください。きっと、そこから、松岡校長との妙なる連弾の調べが聞こえてくることでしょう。
期待をこめて、総匠賞をお贈りします。
太田香保総匠 




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