とびきりの編集術を手に入れる
ISISコースウェア
ISIS編集学校の「教室」には師範代(コーチ)がいて、10~15人程度の学衆(生徒)がいます。
師範代は出題と指南によって学衆の編集術の稽古をコーチします。
また、教室には師範(アドバイザー)が全体の進行を見守っています。

・毎週2~3題の編集稽古の「お題」(番稽古のための問題)が「教室」にアップされます。「お題」はメールで受けとることができます。
・学衆(生徒)は回答の期限内に「お題」に回答します。「お題」は情報の使い方をテーマに、いろいろな編集術を盛りこんであります。情報編集の「型」と関連しているので、順番にこなすうちに、編集の基礎的な用法がめきめき身につくカリキュラムです。
・期限内の回答には、師範代から指南(指導)がつけられます。教室のほかの学衆の回答も次々にアップされます。回答も指南も教室の参加者全員のものを読むことができます。
・ほかの学衆の編集稽古がそのまま自分の稽古の参考になります。共通のお題に対してさまざまな編集の方法を共有することで、編集の「型」の理解が進みます。
・リアルな学校の教室と同じように「場」を共有したネットコミュニケーションを通じて楽しく学ぶことができます。
◆ISIS編集学校の講座は、[守][破][離]の3段階 |
[守][破][離]とは、習い事や修行の段階をあらわす言葉です。ISIS編集学校は、この日本独自の学習プロセスを、
編集術の習得課程にあてはめて3つの編集コースを用意しています。さらに師範代になりたい人の特別養成コースとして[ISIS花伝所]を用意しています。
※下記の週表記は進捗の目安です。
●[守]基本コース
受講期間:16週間 年3回開講
[守]は、ISIS編集学校に入門する人が最初に学ぶ16週間の基本コースです。情報編集のさまざまな「型」を、「乗りかえ篇」「持ちかえ篇」
「着がえ篇」の3つの段階に沿って、全38番の編集稽古によって徹底習得します。[守]を通じて情報の用法をアタマに入れると編集の基礎ができます。
学衆(生徒)のなかには基本の徹底を目的に、[守]をニ度、三度と受講する人もいます。
◆[守]カリキュラム
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第1週~第4週 |
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用法1:情報の基本をつかむ
自分のクセを見きわめるとともに、多様な視点で情報を扱う方法、情報を自由に言い換えていく方法を身に付けます。 |
第5週~第8週 |
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用法2:情報の関係を動かす
情報と情報を組み合せることで、新しい関係性を生み出すための基本的な型を学びます。
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第9週~第12週 |
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用法3:情報の構造をとらえる
情報を構造的に組み立てるための「型」と、コミュニケーションや表現のために必要な多様な「編集モデル」の適用を学びます。 |
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第13週~第16週 |
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用法4:情報の意味を広げる
基礎的な編集術習得の仕上げとして、要約編集と連想編集の「型」とともに、物事の「らしさ」を適確に表現するメソッドを組み入れています。 |
第16週目 |
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全問回答して「卒門」し、次の「破」を目指します。 |
●[破]応用コース
受講期間:15週間 年3回開講
[破]は、[守]を修了した方だけが入門できるステップアップコースです。テーマや課題に合わせて編集の「型」を自在に適用していく段階です。カリキュラムは、次の4つの実践的な内容になっています。
1.文体編集術
2.クロニクル編集術
3.物語編集術
4.プランニング編集術
また、[破]には「アリスとテレス賞」(AT賞)という編集稽古の回答で応募して、その出来栄えを競うアワードが2回開催されます。いずれも編集稽古の腕だめしには絶好のチャンス。順を追って稽古を積めば、最後には自分で想像もしていなかったレベルの作品ができあがり、編集稽古の醍醐味を味わえます。
◆[破]カリキュラム
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第1週~ |
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7つの編集稽古で「創文」(文章の編集)の方法や技術を磨きます。いわゆる作文の特訓ではなく、
イメージの掴まえ方、言葉の連鎖や対比などの編集術で文章を構成していく稽古です。いかに書くかを捉え直すことは、実はいかに読むかにもつながり
「読書」編集術も関係してきます。自分の「読書」にも好影響を受ける人が続出。(AT賞対象稽古)
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「セイゴオ知文術」入賞作品・講評発表
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第5週~ |
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「年表」の編集をテーマに、歴史事象を自在に動かす編集方法を稽古します。素材は「自分の世界」と一冊の「本」。
この2つから「年表」を作り出し、さらにその相互の情報を編集していきます。2つの年表を行き来しているあいだにおきてくる新しい関係とはどのようなものでしょうか。
情報がダイナミックに動かす感覚も新鮮です。夢中になり過ぎないようにご注意!
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第9週~ |
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世の中のありとあらゆる物語を成立させているのが編集です。この奥深いのが技法を物語の編集の物語の編集の要素から組み立てまでを稽古します。ゴールは一人ひとりが物語を作ること。ある方法で物語作品を読み解き、そこから編集の「型」を取り出して、さらにそれを使って自分で物語を組み立てていくプロセスは発見の連続です。(AT賞対象稽古)
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「物語知文術」入賞作品・講評発表
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第12週~ |
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情報の意味を広げる基礎的な編集術習得の仕上げとして、要約編集と連想編集の「型」とともに、
物事の「らしさ」を適確に表現するメソッドを組み入れています。
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●[離]専門コース
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[守]を卒門、[破]を突破した学衆だけが受講できる特別なコースです。編集術のおもしろさや有効性を体験していただくために開設。松岡正剛校長の編集メソッドをカリキュラムにして深く学ぶ特別講座を皮切りに、一流のプロたちの編集術を学ぶ多彩な講座を展開します。インターネット上の講座とともに、リアルに集うライブなセミナー型の講座も予定しています。
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●[ISIS花伝所]
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◎あなたも「師範代」「師範」になれる。
入門篇[守]と応用篇[破]を修了した方には、ISIS編集学校で「師範代」や「師範」になれるチャンスが開かれます。[ISIS花伝所]でさらに編集力を研鑽することにより、
ISIS編集学校で手がけるいろいろな講座や研修事業でエディトリアル・コーチとして活躍していただくことも可能です。
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