今春もやります。丸の内で「アタマとココロの朝稽古」


『「編集力」めざましクラス~アタマとココロの朝稽古』は
イシス
編集学校のエッセンスをビジネスパーソン向けに全8回の連続講座
にしたクラスです。
2012年春から「丸の内朝大学」にてラインナップ、4期目を迎えた
今春、受付開始当日に全席埋まってしまう、人気講座となりました。

 「編集力」は、私たちをとりまく情報を「必要な情報」に変える力。
だれもがその「方法」を身につけ、使いこなすためにできたのが、
このクラス、そしてイシス編集学校です。

 

講師は各界で実践を積みながら「編集力」を磨き、また後進たちに
「方法」を伝える、イシス編集学校の師範陣。このクラスの中では、
次のようなメッセージを伝えてくれました。

 

 たとえば、ある事業提携案件を、どう読み取るか。
モデライズ、見立て、物語化…といった情報編集の「方法」を知る
ことで、読み方はまったく変わってきます。
(証券会社 マネジャー/イシス編集学校 師範)

 

 iPS細胞の場合もそうなのですが、化学の世界も、
研究の「方法」を生み出すことで、道が拓かれてきました。
(大学講師/イシス編集学校 師範))

 

 イメージをマネージする。この「方法」があることを知って、
日本にいながら海外のスタッフたちを動かす道が見えました。
(商業デベロッパー 国際部/イシス編集学校 師範代)

 

 上司から言われて嫌な言葉の 1位は「言ってる意味、分かる?」
だとか。情報の「地」と「図」をとらえて、コミュニケーショ
ンのややこしい部分を整理すれば、こんな詰問はなくてすみます。
(出版社 マーケティング部門/イシス編集学校 師範)

 

 この春、編集力をめざめさせたいみなさま。
丸の内のクラスは満員御礼となりましたが、来る4月15日に
インターネット上の教室で開講する、第30期[守]基本コースは、
最終の申込受付中です。お待ちしています。

◎丸の内朝大学 http://asadaigaku.jp/

◎イシス編集学校 [守]基本コース http://es.isis.ne.jp/shu.html

(広報)

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第8回

 10月に開講した丸の内朝大学「編集力めざましクラス」も、あっと言う間に
最終回を迎えました。最終回は恒例のプレゼンテーション大会です。

 秋クラスのお題は「ブックギフトの編集」です。各チーム与えられたテーマ
に相応しい<本>と<贈り物>をえらんで、そこに「タイトル」のネーミング、
贈る方へのメッセージを書き添えます。

 そして、気になるテーマはこの三つ:

 

   テーマ1:  スター

   テーマ2:  日本

   テーマ3:  こども

 

 二ヶ月にわたる編集“朝”稽古、さて、どんな成果があがったのか?様子を
のぞいてみましょう。

 

 

◎ 朝大生 人気投票部門

第1位  ぱちくりエスプレッソ教室/ゴーゴー☆マキアート チーム

    「 日本の宝 ~性で聖で生なおっぱい賛歌~ 」

第2位  柿QA Bar教室/ソルティー鹿苑 チーム

    「 ひらいてごらん 」

 

 

 

◎ スター部門 大賞 柿QA Bar教室 阿修羅ロック チーム

    「 父娘(おやこ)の終わりとはじまり 」

 

 

 

 

◎ 日本部門 大賞 ぱちくりエスプレッソ教室 ゴーゴー☆マキアート チーム

    「 日本の宝 ~性で聖で生なおっぱい賛歌~ 」

 

 

◎ こども部門 大賞 ぱちくりエスプレッソ教室 マッハ※フラペチーノ チーム

   「 みらいちゃん 」

 

 

 

 いずれ劣らぬ素晴らしい作品ばかりで、審査員も迷う場面がいっぱいあった
ようです。受賞作品はテーマの深め方や、本と贈り物のあわせ方や、ネーミング
や、メッセージの編集に学んだ編集力を駆使した工夫がこらされていました。
また、プレゼンテーションも各チームそれぞれの個性を活かした取り組みに、
二ヶ月を超える朝稽古の成果をみなさん実感されていたようです。

 

 なお、卒業制作の作品は丸の内朝大学秋学期の卒業式でも展示されるとの
ことでした。

 

 冬休みに入る丸の内朝大学。次は来春にお会いできるかな!?

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第7回

 

 10月が開講の「編集力めざましクラス」も、早くも第7回です。秋も深まる中、
来週は最終回の第8回。グループワークの卒業お題<ブックギフト>の制作
も3教室・9チームに分かれて活発にやりとりされている中での朝稽古となり
ました。

 

 本日の講師はイシス編集学校師範の丸山玄さんです。丸山師範は、実業
では大成建設にお勤めのプランナーです。実際のお仕事の現場で役立てて
いる編集プランニングを、アウトドア用品で有名なあの snow peak の新本社
のプランニングを事例に解説してくださいました!!

朝稽古にぴったりの丸山玄師範の笑顔

 

  ◎ 結果ではなく、プロセスを重視してきた

  ◎ 「スキ」から始まる企画もある

  ◎ <間>が大切: 人間、空間、時間のスキ間に関係をつける

 

丸山師範の熱のこもったお話、次々に飛び出す名言、ヴィジュアルで
とてもわかりやすく編集されたプレゼンテーションに、一同、すっかり
聞き惚れました。

 

 「<オフィスビルのようなモノ>に留まらず、<ワークスタイルのような
コト>も、<ビジョン・コンセプトのようなオモイ>も編集するのがプラン
ニング編集のコツです。会社にも個人にもさまざまな物語があるのを、
取り出し、編集することも大切です。」と、朝大生の最終課題にとっても
大いにヒントになることが、たくさん語られました。

「間」にこそ編集が生きてくる!

 

 そして、後半戦は最終課題とりまとめのためのチームでのディスカッション。
丸山師範に、迫村番匠、大武師範も加わって、活発にプランニング編集が
行われました。来週、最終回のプレゼンテーション大会がとても楽しみに
なりました。

 

熱心にアドバイスをする師範たち

 

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第6回

 少々寒くても早起きがすっかり板についた感のある丸の内朝大学「編集力
めざましクラス。11月16日第6回も張り切ってスタートです。

 今回はイシス編集学校から2人の編集コーチが登壇しました。まず最初に
IT企業にお勤めの小池和弘師範によるレクチャーとワークショップ。マスクを
した小池師範の「ちょっと風邪をひきまして…。風邪といえば、ルル三錠です
が、編集学校ではこんなルル三条という“型”を学びます」というユーモラスな
挨拶で、編集の「型」についてのレクチャーが始まりました。

本日の朝稽古は小池師範の極上笑顔でスタート

 

 「型」があるから自由に発想できる。
 「型」で制限をつけると思考が加速する。
 「型」を意識することで一気に深く入れる。
「型ってなんだかかたくるしいもの」と思っていた人には、かなり新鮮に響い
た様子。

 「ロール・ツール・ルール …この3つのル・ルル三条で日常の活動を見て
いくと、それぞれが連動して機能していることが見えてくるはず。たとえば、
“かけっこ”をルル三条でみてみましょう」
 
 ルル三条の「型」で「かけっこ」を編集的にとらえたら、今度は「新しいかけ
っこを作る」という型の応用編ワークショップへ。

「かけっこ」ってこんなに編集的作業だったのね!

 

 「体力増強かけっこ」「ファッションかけっこ」…今日も数分の編集タイムを
経て、なかなか楽しいアイディアが発表されました。
 「ねらいをもって型を活用する。こうすることで日常のさまざまなシーンに
編集をいかすことができます。最終課題のグループワークでも、ぜひこの
視点をはずさないようにしてください」小池師範の力強いアドバイスがあり
ました。

 次にマイクを握ったのはイシス編集学校[守]コース・講座ディレクターの
ロールをもつ冨澤陽一郎学匠。何期にもわたって、数多くの編集学校の教
室、学衆、師範代をみてきた豊かな経験から、朝大生に向けてグループワ
ークを編集的に楽しむためのヒントを伝授!

今日のおみやげは冨澤学匠からの編集力を感じさせるキーワード。

 

・漠然とやらないこと。場とコトと渾然一体となって取り組むこと。
・手持ちの使いやすい知識、言葉で済まさないこと。
・手間ひまかけること。かけた手間や時間は必ず自分のアタマや体に残って
 その後のアウトプットににじみでてくるはず。

 編集稽古の真髄にふれる言葉で大きなヒントをもらって、「編集力めざまし
クラス」はいよいよ最終課題のグループワーク「ブックギフトのプランニング
編集」に向かいます。
 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第5回

 

 丸の内朝大学 編集力めざましクラス<秋学期>も、はや第5回。折り返し
点を過ぎて受講生のみなさんの編集力も回をかさねるごとに目覚めています。
第5回には、<春学期> <夏学期>を卒業した OB・OGのみなさん 4名が
駆けつけてくださり、賑やかにスタートです。

 

  第5回の講師は、イシス編集学校の大武美和子師範。テーマは「

編集術」です。編集力めざましクラスの最終課題&グループワークに
向けて、とても大切な編集術が手渡されます。

  

  「ネーミングは、世の中のありとあらゆる商品やサービスにつけられて、
その魅力を消費者にお届けするとても大切な情報コミュニケーション・ツール
です」。普段は何気なく通り過ぎてしまうネーミングにも、さまざまな意図や
意味や編集が加わっていることを、いろいろな事例を取り出しながら、大武
師範が解説します。

 

 そして、そのようなさまざまな編集には、第1回から第4回までに学んだ、
<見立て><地と図><要素・機能・属性>などの編集術がもちいられて
いて、これまでの振り返りや復習にもつながります。

 

  加えて、<オノマトペイア><編集思考素>といった、イシス編集学校では
お馴染みの編集術を簡潔にわかりやすく解説。まさに「多軸的」なネーミングには、
多様な編集がかかわっていることが示されました。

 

牛乳石鹸、Suica、EDWIN…編集術的視点でヒット商品ネーミングを解説

 

 

 

 

 

 

  

そして、本日のグループワークはテーマの通り「多軸ネーミング」。チームに
分かれてポストイットを片手に、いろいろなお題に取り組みました。

 

情報を収集・分類・関係づける…ポストイットを使ってどんんどん情報を動かします

 

 

 

 

 

 

 

朝大生のみなさんは、本日の講義で習った編集術をさっそく試してみたり、
ネーミング編集だからこそ重要になる、言葉の順序や、読み上げたときの語呂
など、様々な観点にも気を配って、短時間のあいだにグループでネーミングを
楽しみました。

 

ワークショップの締めは笑顔のプレゼン!

 

 

 

 

 

 

  最後は、<春学期> <夏学期>のグループワーク優秀作をながめながら、
ネーミング編集の面白さと、これからのグループワークへの期待に胸を膨らま
せながら、みなさんお仕事へと向かいました。

 

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第4回

 だんだん早起きがつらい季節が近づいてきましたが、そこは「編集力
めざましクラス」。今朝も皆さん、生き生きとした空気とともに参加し
てくださいました。

 

今日は本をツールにイシス編集学校松岡正剛校長の読書術・編集術を体
験すべく、「目次読書法」「マーキング読書法」2つのワークショップ
を行ないました。本日のナビゲーターは、編集学校の佐々木千佳学林局
長です。

 

まずは昨年放映された「嵐にしやがれ」で、松岡校長が桜井クンに目次
読書法の手ほどきをするシーンを視聴。「もくじる」「しるしる」の方
法を手に、目次読書法ワークショップのスタートです。

 

ワークショップの出番をまつ本たち

 

 

 

 

 

 

まずは今までのレビューをさらり

 

 

 

 

 

  

こんなに真剣に目次を読むのは初めてかも

 

 

 

 

 

 

 

「共読」タイムも設けたので、皆さん12~13分で4~5冊をとにもかく
にも読了! 目次読書法恐るべし!

 

 

 

 

続いてセイゴオ直伝「マーキング読書法」。最初は本への書き込みが恐
る恐るだった方も、進めていくうちに加速してマーキングの手も軽やか
に。

 

いっせいに「しるしる」タイム

 

 

 

 

 

 

「キーワードを手すりに、情報を取りにいって自分に刻む…目次読書法
とマーキング読書法は、自分が一冊の本になっていくような読み方なん
です」 この佐々木局長の言葉に、皆、実感・納得の様子でした。

編集的読書術を手にして、この週末は読書三昧の方も多いかもしれませ
んね。

 

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古 第3回

 

 朝晩は少し寒くなってきた10月末、「編集力めざましクラス」朝稽古の
第3回目が開催されました。今回のテーマは<伝わる・つくるイメージメント>。
イメージメントって聞き慣れない言葉かもしれませんが、さてどんな講義、
どんなワークショップだったのか?ちょっぴり様子をのぞいてみましょう。

 

 

 イシス編集学校 鈴木亮太師範

 

 本日の講師は、イシス編集学校の鈴木亮太師範です。
鈴木師範は金融機関で企業投資のお仕事が本業です。企業の経営を
側面からご支援なさる、経営者の強い味方。

 この日のレクチャーでは、二つの大切な編集術を朝大生のみなさんに
伝授されました。

 

   ◇ 要素・機能・属性

   ◇ 見立て

 

 

 

 「見立て」の講義では、シャープと鴻海精密工業グループとの業務提
携を事例に、「スマイルカーブ」という見立てを解説。見立てることで、
意図がとても伝わり安い実例に受講生のみなさんも納得です。

 

 

ワークショップはブラインド・スケッチ

 

 鈴木師範によるワークショップは、「ブランド・スケッチ」です。朝大生のみな
さんは二人一組になって、この朝学んだことをさっそく活かして「イメージ」を
上手に「マネージ」しながら、コミュニケーションの編集を体験しました。

 

 「イメージを言葉にして伝えることができると、コミュニケーションや
インストラクションがスムーズに進みます。」 鈴木師範の言葉に一同
うなずきながら、「イメージをマネージ」=「イメージメント」の面白さと、
奥の深さを感じ、朝の通勤へと向かいました。

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス 朝稽古第2回

10月12日にスタートした丸の内朝大学「編集力めざましクラス」の朝稽古第2回が19日に開催されました。
イシス編集学校の土屋満郎師範を講師に仕事はみんな、編集だった!」が今回のテーマです。朝活で自身のビジネススキルを磨きたい、という受講生も多い丸の内朝大学。皆さん、メモをとる手にも力がこもります。

 

講師の土屋満郎師範

 

松岡正剛校長の千夜千冊第1253夜『錯視芸術の巨匠たち』、第1296夜『理解の秘密』も参考にしながら、情報の「地と図」についてのミニレクチャーが行なわれました。この「地と図」という概念、編集術を学んでいく上でとても重要なキーワードです。

続いてポストイットを使って、ワークショップタイムに。

「今年一年でしたお買い物」を素材に、いくつもの手順をふんで「情報の地の切り替え」を実践してもらいました。お互いアウトプットした情報を回覧すると「あ、こんな情報の引き出し方があったんだ」「へぇ~、ここのつながり、おもしろいですね」…いろいろな感想が飛び出します。それぞれの思考のプロセスを垣間見ることで、朝の数分間が相互編集状態に早変わりしました。

これらの情報を持ち寄り、選び、交し合って、最後には「子供のための秋のスペシャルイベント」を5分でプランニングしてみる、というハイスピードエディティングへ!

 

情報アウトプット、2分で!

 

 

 ・新米収穫祭
 -秋の味覚と人生の新米である子供、というダブルミーニング編集!
・料理と写真で日中友好
 -日中の子供同士で日本のお米を使って中国料理を作るというタイムリーイベント。
などなど。

同じお米がアイディアの素となっていても、情報の組み合わせ(編集)でアウトプットが変わってくる面白さが見てとれます。

 

身をのりだして速攻プランニング

 

 

「情報を地と図に分けて、その組み合わせを変化させることで多様なアイディアをアウトプットすることができます」 土屋師範のレクチャーとワークショップ締めくくりの言葉を皆で実感、納得! の朝稽古1時間でした。

 

 

※次回第3回は10月26日(金)の開催です。

丸の内朝大学 編集力めざましクラス秋学期 開講

 

 「さあ、my朝をたのしみましょう。」 のキャッチフレーズでお馴染みの
丸の内朝大学。秋学期の「編集力めざましクラス」が開講しました。
10月12日から12月7日までの8回コースの講義とワークショップで、編集
エンジンに点火します。

 

丸の内朝大学 編集力めざましクラス秋学期 開講

編集力めざましクラス秋学期 開講

 

 

 第1回は<かわると、わかる「編集」入門>をテーマにイシス編集学校の師範
迫村勝さんを講師にお迎えしました。迫村師範は、横浜国立大学理工学部で
化学を研究し学生を指導する講師をご担当されています。イシス編集学校では、
応用コース「破」の取りまとめ役<番匠>というロールも歴任したベテラン師範
です。

 

第1講 講師 迫村勝師範

講師のイシス編集学校 迫村勝師範

 

 

 「編集ってなあに?」

 「編集学校ってなにやるの?」

 「方法ってなあに?」

 

 髪を切ったときの体験や御自身の職場である大学での研究など、イメージの
湧きやすい事例を交えながらも、「方法が世界を動かしている」、「方法がコン
テンツに先行する」 など、ちょっとドキっとするような名言も飛び出しました。

 

朝のワークショップ 「見立て」で楽しく自己紹介

ワークショップは「見立て」 で楽しく自己紹介

 

  第1回のワークショップは「見立て」という方法をもちいた自己
紹介。みなさん、初めての編集稽古にちょっぴり緊張しながらも
にこやかに、朝稽古を楽しんでいらっしゃいました。

 

 次回第2回は 10月19日(金)に開催されます。

 

【連載第1回】丸の内朝大学「編集力」目覚ましクラス、オカシな第1回。

【迷えるワタシ、丸の内へ行く】

  30代女性、東京で働く会社員です。頑張って働いて友達もいて、それなりに楽しい毎日。
でも仕事や将来に悩んだり、今の自分に不足を感じたり。そんなとき「学びたい、変わり
たい」という想いが前へ進むエンジンになるのではないか ── 前から気になっていた市民
大学・丸の内朝大学で、2012年の春学期から<「編集力」目覚ましクラス>が開講すると
聞き、潜入させていただきました。

 教室は新丸ビル10階 、東京駅を見下ろす“エコッツェリア”。ビオトープ風の植栽があし
らわれた空間はとても気持ちよく「こんなところでカッコよく学んでみたい!」という気
になります。7時すぎ、いそいそと集まる出勤前のビジネスパーソンたち。スクール形式
で着席し、配布資料を眺めたりコーヒー片手にスマホで調べものをしたり。リラックスし
ながらも、少し張り詰めた感じが伝わってきます。

 7時半、開講。まずはふたりのクラス委員の紹介から。クラス委員とは学校でいう学級
委員のようなもの。出欠確認をしたり、クラス委員ブログを更新したり、クラス運営がう
まくいくようにサポートしています。講義を離れての懇親会など、お楽しみもたくさん計
画されているようです。

 
ウッディな教室入り口でクラス委員がお出迎え。


明るく広々とした教室は朝イチの学びの場にぴったり。まだ少しかたい雰囲気。

 

 


【ヤル気なワタシ、目くるめく】

 いよいよ本題。まずは「編集」を工学として提唱している松岡正剛さん(イシス編集学
校校長)が映像で登場。「編集とはクリエイティブであり遊び。不足を埋める、不足を発
見する、組み合わせる」「どんなイメージもマネージできる」、滑らかなマシンガンのよ
うに放たれるメッセージに“ぴりり”。「編集」とは、どこにでも潜むものらしい。「朝と
スイーツ、哲学と音楽」「トライアスロンやカーリング」、話の合間に飛び出すやわらか
なたとえに “ぎょぎょっ”。朝稽古にふさわしく、教室中の背筋が一気に伸びました。

  「編集術の中でも、まずはやわらかいところに着手してほしい。イマイチな日本のこれ
からをおもしろく変えられるように、いつかイシス編集学校にもきてほしい」という松岡
校長の言葉を受けるキーノート・スピーカーは、なんと、前文部科学副大臣で参議院議員
の鈴木寛さん。さらに背筋の伸びる朝大生に対して、たらこスパゲティや大好きなサッカー
のたとえを交えながら、社会の中でどのように編集術が活かされているかを解きほぐして
いきます。「編集力を身につけ、“ややこしさ”を楽しく受けとめられる“私”になってほしい」
授業にこめる願いにたどり着いた頃には、展開の速さに頭クラクラ。「でも喰らいついて
いくぞ!」と意気が揚がるのは、さすが早起きのヤル気社会人集団です。

 
“マツオカセイゴオ”を知っている人も知らない人も、
ただならぬメッセージに目も耳も離せません。


「言葉を置き換え、聞き手にわかるように伝える」
編集のお手本のような“すずかん”さんのスピーチ。


【伝えたいワタシ、呻き笑う】

 第1回目のテーマは<かわると、わかる「編集」入門>。ワークショップとレクチャー
を進める編集コーチは大武美和子さん(イシス編集学校師範・輪匠)。“複雑な私” ”世の中
はややこしい”というキーワードを受けて、お題は「おかしなわたし」。“お菓子にたとえた
自己紹介”という単純だけれども編集的なお題に、教室からは「何も思いつかない」との呻
き声が。

  「まず自分の特徴とお菓子の名前をあれこれ挙げてみましょう。そして共通点を見出し
ていく」「性格、行動、ファッション、仕事…、自分の特徴、たくさんありますね」
大武輪匠のリードに従って、白紙に向かう朝大生たち。宙を見つめたり頬杖をついたり。
筆の音で教室が静かにさざめきます。

  制限時間の3分を終え、5~6人のグループで発表会。塩大福、メロンパン、串刺しの
三色団子……と、あちこちでおいしそうな名前が飛び交います。最初は様子を伺っていた
朝大生も、表情がどんどん和らいでいきます。

 「和洋折衷な“抹茶アイスクリーム”です。日本が大好き、英語も得意な帰国子女です」
「『噛むとふにゃん』でお馴染みの“ロッテのFit’s”です。はじめは硬いですが、噛むほどに
態度が柔らかくなります。みなさんとたくさん絡んで打ち解けたいです」。なるほど!な
編集に、笑いと拍手が起こります。お菓子ならではの“らしさ”が、初対面のコミュニケー
ションをグンと豊かに動かす、そんな編集のチカラが教室中に働いています。

 
ワークショップでの学びを大武輪匠が再整理。立ち止まり「ハッ」と気づく瞬間です。
 

【アシタのワタシ、何を目覚ます】

 伝えたいアイデアがたくさん出て、時間が足りないグループがほとんどだったよう。
「この続きはネットのラウンジで。書き込んだ紙は捨てずにもって帰ってくださいね」
大武輪匠の言葉で締めくくられた今日のレクチャー。<「編集力」目覚ましクラス>には、
放課後の活動の場も用意されているんですね。ネットラーニングの先駆であるイシス編集
学校のプチ体験ができるはからいで、学び合いがますます楽しく盛り上がりそうです。

 「自分の編集力ってまだなんだかわからない。でもワタシの中の何かを目覚めさせそう!?」
そんな予感を抱かれたでしょうか。それぞれに勤め先に向かった朝大生さんたちでした。

(レポート:土弘真史)

 


*本日のイシス・コーチ*


●大武美和子さん● 
編集工学研究所/イシス編集学校 輪匠

 ネットショップ・All Aboutスタイルストアのバイヤー&MD、NPO広報等を経て、
フリーランスのコーディネーターとしてクライアントとメーカーの橋渡し役に従事。
2005年にイシス編集学校入門。2007年「楽屋薬玉教室」師範代、のち師範に。
2009年銀行の新人研修への編集力開発プログラム導入にあたり、講座統括およびディ
レクター役・企匠を3年に渡って務める。
イシス編集学校のプロジェクトはネット上で進行するものが多いが、互いの顔が見え
ない「場」を動かす大武さんの編集力は、校内随一。松岡正剛校長より2010年「輪匠」
(編集学校内外のコミュニケーター)の名を受ける。
 現在、編集工学研究所スタッフとして活動、毎春の明治大学スキルアップ講座では
講師
として大学生に「キャリア編集術」を指南している。
 

颯爽と 企画出揃う。[編集力目覚めの軌跡レポート連載開始]

6月14日、丸の内朝大学で開催された「編集力」めざましクラスが、フィナーレを迎えました。

「編集力」めざましクラスとは、イシス編集学校がビジネスパーソン向けに企画した全8講のプログラム。
ファーストクールの最終成果発表は、9チームからブックギフト編集のプレゼン大会となりました。みごと大賞を受賞したチームの作品は、丸善丸の内本店にある「松丸本舗」にて実際の書店の中で、ディスプレイされています。


 この最終課題は、全8講のうち後半わずか1講を挟んで、初めて出会う4人がコラボレートしながら企画、プレゼンテーションまでをまとめあげるという、超多重高速の編集課題。しかも、「モノと本を組合わせ、ギフトに新しいジャンルを出現させる」というのが、ミッションでした。

ダンドリもチーム連携もコピーワークも、すべて「編集」。
それまでに学んだ「編集力」を駆使して、みごと9チームともゴールにたどり着きました。課題審査には、前文部科学副大臣 鈴木寛氏、リクルートブライダル総研・ゼクシィnet前編集長 金井良子氏らの審査員があたり、大賞作品が選ばれました。

 

大賞に選ばれたグループからは、みごとなコラボレーションとアウトプットを果たした充実のメッセージが届いています。

サラダアイダ教室「ぽてとランダム」グループのみなさん
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ブック・ギフトという題に対し、私たちは、忙しく働く人にわくわくキラキラした時間を贈りたいとの想いで「ハッピーアワー」を企画しました。
このギフトを決めるために、昼夜問わず、毎日、膨大なメール合戦で意見交換しながら人の喜びを想像してきました。多忙なメンバーに想いをはせ、本を再読したり、改めてギフトの大切さを考えたり…。
この過程が私たちにとって、まさしくわくわくキラキラした時間 – ハッピーアワーでした。「ハッピーアワー」が大賞をいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございました。
——————————

クラスを通じて、こんなに夢中になれるプロジェクトが達成できたのはなぜか?
どのようにしてこのようなコラボレーション・ワークが可能になったのか?
ここでの出会いは、たまたま一緒になったクラスメイトやSNSと何が違っていたのか?
そこで目覚めたのは、何なのか? 

クラスのみなさんが体験していったプロセスを、全8回の連載レポートでお届けします。

(イシス編集学校 広報) 

「丸の内朝大学」にイシス編集学校のクラス開講。

 

いつもはネット上で展開しているイシス編集学校の
編集技法カリキュラムの一部を再編集して、
リアルのワークショップ形式のクラスが誕生します。

 

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 「編集力」目覚ましクラス―アタマとココロの朝稽古―
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丸の内ビジネスパーソンの朝を、十人十色の「my朝」にする。
丸の内で平日朝7:30から開講している「丸の内朝大学」に、
イシス編集学校の編集技法カリキュラムが登場!

 
早朝編集稽古で、アタマに汗かき、ココロをストレッチ。 

 
◎イシス式を体験:丸の内朝大学
 
◎お申し込みは 丸の内朝大学 ウェブサイトから