7月23日
なんとか皆既日食も見ることができ、杭州から上海へ戻った。
帰国まで一日ちょっと。せっせと町を歩き、日本と違うところを見つけて楽しんだ。
[電動自転車が多い]
中国では自転車の集団が見られるかと思っていたら、時代は変わっていた。バイクにペダルがついたような形の電動自転車が目立つ。電動のためエンジン音なしで近づいてくる。ぼんやり歩いているとぶつかってしまいそうだ。
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自転車専用信号機 |
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(ご参考)
レコードチャイナ 「自転車王国」は今や「電動自転車王国」?世界
最大の市場規模に―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=32446
西湖のほとりには貸し自転車が並んでいたが、これはさすがに普通の自転車だった。
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セルフ貸し自転車 |
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[お茶の淹れ方]
中国茶には日本でもおなじみのウーロン茶やジャスミン茶のように急須に茶葉を入れて淹れるもののほかに、湯のみに直接茶葉を入れ、そこにお湯を注いで淹れるものもあるらしい。杭州でお茶を頼むとこのタイプが多かった。茶柱がたくさん立ちそうだ。
ホテルの部屋に置かれていたお茶も上海ではティーバッグだったが、杭州ではざらざらの茶葉のままだった。
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西湖龍井茶。茶葉をよけながら飲む。 |
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[言葉の壁は]
今回の旅では漢字に助けられた。看板がなんとなく読めたり、筆談で意志を表現できるのはありがたい。反面、なまじ日本語での読みが念頭にあるため、固有名詞など発音になってしまうとお手上げのものが多かった。
筆談といえば、漢字圏以外の人とも有効だった。帰りの特急内でヨーロッパからの旅行者と話をしたが、発音でわかりあえないときはつづりを書いて見せ合った。世界30カ国以上を旅していると言っていた。「ロシアで見た皆既日食のときはメルクリが見えた」というのは水星Mercuryだったようだ。今回は雲の隙間からの観察だったので他の星は見えなかった。筆談ではないが、旅行者同士「こんなものを見たよ」とデジカメの画面を見せ合う「デジカメ談」もした。まさに一目瞭然。
7月24日
いよいよ帰国の日。朝食はホテルの近くの食堂で調達した。
焼きショウロンポーと訳される「生煎」。4個で4元(70円弱)。あちこちで見かけたので人気の軽食なのかもしれない。
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生煎、もうすぐ焼き上がり |
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こちらはワンタン。店ではキティちゃん柄のホーロー鍋で出されていた。これが持ち帰りとなると専用のプラケースに詰められ、上は汁が漏れないように封がされていた。熱くなければパフェかプリンのようだった。
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持ち帰り用のワンタン |
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空港へ。この日乗ったタクシーは初めて3つ星ドライバーだった。
上海のタクシーは優良ドライバーに最高5つまでの星をつけて評価しているのだという。街中で拾ったタクシーではほとんど星にお目にかからなかった。
[タクシーは便利]
日本と比較すると格段に安いこともあり、今回は大変重宝した。
・昼や夕方から夜にかけての食事時はつかまえにくい。
・向こうから声をかけてきた場合は白タクかも知れず、乗らないほうが無難。
とのことだったが、それ以外では料金もメーターどおりで分かりやすく利用しやすかった。
場所の指定は目的地がどの通りと通りの交差点に近いかを漢字で書いて渡せばまず間違いなく通じるのだが、2010年の上海万博を見越してか、車内にはこのような案内板も。
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「運転手と言葉が通じなかったら、
相談無料の上海コールセンター962288まで
お電話ください。」とある。 |
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実際かけてみると、中国語、英語のアナウンスに続いて日本語での案内があり、まもなく日本語を話すオペレータに通じた。まるで通訳がついているようなものだ。あとは、手助けを必要とする旅行者が現地対応の携帯を持っているかだが、どうだろうか。
[帰国して感じたこと]
同行者は成田につくやいなや、空港内の水飲み場でのどをうるおしていた。「水が飲めるのがこんなにありがたいことと思わなかった。」
案内板のひらがな・カタカナが懐かしい。
そして、「どうぞ・・・」「あ、どうも」
次の人のために開いた戸を押さえたり、笑顔で会釈したりという日常の何気ないやりとり、しぐさ。これで帰国したことを実感した。
普段、あたりまえすぎて気づかないことに旅は気づかせてくれる。元来出不精な木阿弥を海外まで引っ張っていってくれた家人に、この場を借りて感謝いたします。 |