校長も離学衆もあふれる思いを交し合う
(写真は古野伸治さん)
6人の「典離認定者」には校長から特別プレゼント
別当、総匠に校長から感謝の書画が贈られた


開講中、赤坂で頻繁に開催された別当会議
すでに書き込みだらけの、校長の「文巻」
離学衆の回答はすべてプリントアウトされ校長がチェック
表沙汰では悠窓院と玄黒院がまじりあう
 

2005年10月9日、番期同門祭の熱気のなかで、校長直伝プログラム第一季「世界読書奥義伝」の退院式が挙行された。香ばしい12週間の離想郷で、30人の離学衆が胸つまらせた。校長も泣いた。

校長からひとりひとりに退院認定証が授与された(写真は中野由紀昌さん)

2005年6月27日に開講した校長直伝プログラム。第1季に志願した勇気ある30人の離学衆を迎えたのは、「玄黒院」の相京範昭別当師範代と、「悠窓院」の倉田慎一別当師範代、それと「離れ」を持て成す太田眞千代別当師範と総匠太田香保。

校長が書き下ろす大容量のオリジナルテキスト「文巻」を読みこなし、そこに埋め込まれた多様な課題に取り組んでいく12週間は、離学衆の顔つきも生きる姿勢も変えていった。校長から投げかけられる問いの深さ、入門時の覚悟をも揺さぶる厳しさ、にもかかわらず完走の意志をますます強固にさせた、校長の愛情の深さを、離学衆は全身に浴び続けた。

9月30日の閉院日。規定の課題を乗り越えて、見事に第一季離学衆30人全員が、「退院」の校長認定を勝ち取った。10月9日の番期同門祭のなかで挙行された退院式では、なかでも完成度の高い稽古ぶりを見せた6人に「典離」認定の特別品が贈呈され、また果敢な稽古ぶりを発揮した4人に、別当と総匠から特別賞が贈られた。



 
リアルセミナー「表沙汰」のめくるめく校長講義(9月3日・4日)
   
 
倉田別当師範代の熱血講義
 
太田総匠による大吟醸ワークショップ
 
「切実」という構えを語る相京別当師範代
 
太田眞千代別当師範の千夜千冊連結術

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